KENWOOD ミニアンプ A-1001 2台め出動
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最終更新日:2022/04/20
オーディオ
このアンプはハイコンポである K’s シリーズ(1993年~)初代のプリメインアンプです。
内容は以前の記事「KENWOOD A-1001 動いた」で書きました。
幅270x高さ136x奥行346mm と、先日入手した ONKYO A-909(幅205x高さ91x奥行302mm)の 2.26倍の体積になりますが、フルサイズのアンプと比べるとおよそ 1/3~1/4 なのでミニアンプと呼んでいいかもしれません。
本日昼に行った本屋で雑誌「Stereo」今月号(4月号)を見たら、特集記事が「アンプスリム化計画」でした。こんな記事をたくさんの人が読んだら中古相場のハイコンポ用アンプの相場が上がるかもしれないですね。まあ、それはないか。
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KENWOOD A-1001 はヤフオクで2台落札しました。
1台はフル稼働中で、メインPC からの USB-DAC KORG DS-DAC-10R と CD プレーヤーを繋いで、自作の卓上スピーカーを鳴らしています。
もう1台の予備の A-1001 のほうは、入手後ずっとホコリをかぶったままでした。
そろそろ戦場に行ってもらおうと思って身体検査を。
アダプターアウト端子とアダプターイン端子とを接続するジャンパーが欠品していましたが、RCAケーブルで接続してやるとちゃんと動作しました。
この機種ではボリュームはアダプターインの後に位置しているので、アダプターアウトから他のパワーアンプに繋いで・・・といったプリアンプ的な使い方はできません。ただし、入力セレクタとしては使えます。
入力のうち CDダイレクト端子のみはアダプターインの後でボリュームの前に位置しているので、上記のジャンパーがなくても音が出ます。
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トロイダルトランスを使っているのがマニア好みのところですね。
出力段の素子はサンケン製 2SC2837・2SA1186 の LAPT (Linear Amplifier Power Transistor)ですね。これもポイントが高い点。
ちなみに NM-LAPT でも TRAITR でもありません。
フロントマスクはちょっと好みが分かれるところですが、私はポンコツロボットの顔に見えて結構好きです。
ボリュームとセレクターのツマミは両方ともアルミの無垢で、重いです。
ONKYO A-909 に比べるとシャープ&クールな音で、余裕もあります。
N.B.CIRCUIT(ナチュラル ベース サーキット) という低音増強機能がついており、効き始めの周波数と効果の強さを別々に調整できます。これはスピーカーの弱点をカバーできて便利ですね。たぶん使わないけど。
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ということで、本日そそくさと戦場(知人の家)に向けて出征しました。
なにとぞご武運を。
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