W4-927SEF をバスレフ箱に装着
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最終更新日:2019/02/09
オーディオ
以前の記事「Tangband ポリプロピレンコーン10cmフルレンジ W4-927SEF 落札」の続きです。
「Monacor SPM100-8 をバックロードホーン箱に移植」したので余ったバスレフ箱に W4-927SEF を装着。
ユニット取り付けのネジ穴はほんの少し外側に拡張しました。
内容積 14リットルもあるので低音は出るでしょう。ハイ上がりのユニットには合いそうです。
ただ、ダクト共振周波数が 58Hzですから、ユニットの最低共振周波数 69.78Hz がどう出るかなと思ったのですが、問題ありませんでした。
聴いてみると、諫山実生の「恋花火」のドラムと花火、いい具合です。芯のある低音が聴けます。Monacor SPM100-8 ではうまく出ませんでしたから。
fourplay もいい感じ。音が前に飛び出してきます。
声もスムースです。中古なのでエイジングが進んでいるせいもあるでしょう。
エンヤの通奏低音(シンセ)もなめらかにたっぷり出ます。
全域にわたってポリプロピレンと思えぬ反応の良さ。ハイ上がりといってもトゲトゲしさもそんなにありません。
ということで、なかなかの傑作となりました。ルックスも前よりいいでしょう。
この箱、ようやく真の主人を見つけたようです。
じつは小澤先生の下の本で W4-927SEF を使ったバスレフ型の製作記事があり、W4-927SEF の測定結果からのベストの容量は 11.7リットルでダクト共振周波数 58Hzと書いてありました。
私の場合14リットルと少し大きいですが、ダクト共振周波数は 58Hzジャスト。ちょっと良すぎですね。
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それにしても W4-927SEF は安価なのに優秀なユニットです。
Tangband 13cmフルレンジ W5-1611SAF (ややハイ落ち・・・というかよりフラットらしいですが)にも興味がわきますね。
*
現在のリスニングルーム(右翼)は以下のようになっています。
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