Ubuntu のデータバックアップ用ソフト「deja dup」がいいね!
公開日:
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最終更新日:2014/06/19
パソコン
パソコンで最も重要なものは自分の作ったデータです。
世界のどこにもないオリジナルなものですので、自分でバックアップしておかないと永遠に失われてしまいます。
Ubuntu やそれをベースにした Linux ディストリビューションの多くでは、デフォルトで deja dup(デジャデュープ)というデータバックアップソフトが導入されています。
deja dup とは

duplicity というコマンドラインツールがありますが、それのグラフィカルインターフェースです。
duplicity 自体は rsync などの種々のコマンドを使った多用途のバックアップツールです。
もちろん、自動的にバックアップしてくれたり、同期したりするように設定できます。
メニューになくて起動できないときは、端末から
$ deja-dup-preferences
でセットアップ画面を起動してください。
優れている点は、バックアップの保存先として、ローカルな媒体(ハードディスク、外付けディスク)、ネット上のサーバー(FTP, WebDAV, Amazon S3 など)、Windows ネットワーク含む LAN上のサーバーなど種々なプロトコルを使った多数の相手から選択できることです。
前のバージョンまではデフォルトでは Ubuntu One というクラウドサービスに保存するようになっていましたが、来月から Ubnutu One はサービスが停止されますので、自分で保存先を用意しないといけなくなりました。
私はロリポップというレンタルサーバー(120GB)を借りているので、そちらに deja-dup というディレクトリを作って、FTP 経由でバックアップすることにしています。
データは保存する時に暗号化することもできます。ネット上に保存するときは暗号化しておくことをお勧めします。
これでデータの保存は万全。
でもレンタルサーバーの障害なども考えられるので、USB メモリにも保存することにします。^^
*
Ubuntu ではデータだけ保存しておけばいいです。Windows や Mac のようにシステムの再インストールに時間がかからないからです。
でもシステムごとそのままの環境を丸ごとバックアップしたいときもありますよね。
そういうときは clonezilla などのハードディスククローンツールを使います。ハードディスクの中身をそのままファイル化して保存できます。このファイルを別のハードディスクなどに書き戻すだけで復旧します。
remastersys というツールで、USB メモリにハードディスク内の実行環境を丸ごと移して、そこからブートする(こうするとハードディスクは不要)などという荒技も可能です。
deja dup、clonezilla、remastersys は linux なのでもちろんすべて無料です。いちいち何千円、何万円出してソフトを買う必要はありません。 (Y)oYo(Y)
リンク
Ubuntu Weekly Recipe 第103回 Deja Dupで簡単バックアップ
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