自作スピーカー 「スリムドカン」の紹介
公開日:
:
最終更新日:2023/04/14
オーディオ
2005年春に作った自作のスピーカーです。
設計図なしでテキトーに作りました。
FOSTEX の 8cmフルレンジユニット FE87 に専用グリルをつけたもの を ブチルテープで巻いたセロハンテープ(スペーサーリングのつもり) の上に固定し、それを 1m の長さの塩ビパイプの上に乗っけています。
塩ビパイプはネズミ色なんで、白いラッカーを塗っています。
足は 100円ショップで買ったキッチンペーパー台で、消しゴム(1個20円)をスペーサーとして 3個置いて 1cm ほど浮かせてあります。
*
原理としてはいわゆる共鳴管タイプで、共鳴周波数は 85Hz になります。
音は天井に向かって放射されます。
このため高域は低減し、共鳴管で増強された低域とつり合って(実際につり合うかはギモン)ちょうどいい周波数レスポンスになります。
部屋いっぱいに音が満たされるいわゆる音場型スピーカーです。
定位感は全くなく、どこから音が出ているのかわからないのが特徴。
*
Yoshii9 というスピーカーからアイディアとデザインを借り、名称は銀座まるかんの下剤系ダイエット製品と同じ「スリムドカン」ですが、「スリムな土管」からつけているというわけ・・・
最初ギャグとして考えついたのですが、考えていたらどんどん実物を作りたくなり・・・完成。
だいたい 2本で 1万円くらい。Yoshii9 の 324000円の 1/33 くらいの値段でできます。
*
音質上の最大の問題はパイプの共鳴周波数が人の拍手の音域に近いこと。
なぜかって?
コンサートの最後で聞こえるのが拍手だけになったときに、急に広いコンサートホールが土管の中に一変するのです。
関連記事
###
関連記事
-
SAD-01-BK 音質
ずいぶん以前に購入した SAD-01-BK です。BK は黒の意味ね。 T
-
モスキート音で耳年齢チェック だけど落とし穴!
モスキート音で耳年齢チェック 蚊の飛ぶ音のような高い音をモスキート音と呼びます。 人間は
-
Scanspeak 5cm フルレンジ 5F/8422-T03 +バックロード箱(3)
ちょっと色が暗いですが、完成品がこれ(上の写真)。 FE107E の箱とサイズは同じで、ユ
-
audio-technica CDレンズクリニカ 湿式 AT-CDL31
★★★☆☆ CD のレンズピックアップを掃除するための CD型クリーナーです。 いく
-
音楽CD のリッピング
音楽CD をパソコン(PC)でリッピングしてハードディスクに抜き出し、それを再生すると民生用の高級
-
Tannnoy Fusion1 (Mercury F1)
Tannnoy Fusion1 (Mercury F1) 高槻遠隔画像診断センターに置いて
-
シャープ1ビットデジタルレシーバー SD-CX9-H
先日、中古レシーバーと新品スピーカーのセット(下)をヤフオクで 910円+送料でセリ落としました。
-
SONY スーパーウーファー SA-W101 落札&到着
ヤフオクで落札 SELECT BASE Yahoo!ショップ というショップより 2000円+
-
シャープ1ビットデジタルアンプ SD-AT1000
SD-AT1000 とは 2003年に発売された 5.1chシステム (デコーダーアンプ+ス
-
Victor SX-7 の思い出
1973年に日本ビクターから売り出された 幅355x高さ635x奥行322mmの密閉型スピー