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忍法創世記 (小学館文庫)
山田 風太郎 小学館 2005-10-06 売り上げランキング : 157053 by G-Tools |
★★★★☆
山田風太郎先生の最晩年の作品ですが、舞台となる時代は最も古く室町時代(南北朝時代)を扱っています。
まだ伊賀に忍法が、柳生に剣法がなかった時代の話。
南北朝合体の陰謀に関わることになった伊賀の首領の3人の孫娘と柳生の里の首領の3人の孫が主人公。
ここに7人の大塔衆という剣豪、7人の菊水党という忍術師がからみ、妖姫、世阿弥なども暗躍し、とてもスケールが大きい。
山田センセイなのでお色気たっぷりで、キテレツな剣術とケッタイな忍術が炸裂し、好きな人はもうたまらんわけです。
普通の小説家は主人公は男と女の1組、剣術士も1人、忍者もザコを除けば1人くらいのほどほどのスケールで書いてしまうのでしょうが、山田センセイは合計20人も主役級の人物を縦横無尽に操っています。
いつもながらの筆の冴えに読者はメタメタに斬られてしまうのでありました。
あ、女人禁制ね。
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