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日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか / 黄文雄

公開日: : 読書

日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか 日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか
黄文雄
徳間書店 2012-08-10
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★★★☆☆(なるほど、ガッテン、ガッテン)

台湾出身の黄文雄さんの比較文明論。

ほかの人が書いている浅い比較論とは異なり、博識に裏付けられた主張なので、なかなか説得力があります。

中国や朝鮮の歴史は不正確

中国や朝鮮は一人(皇帝や王)が自由で残りは不自由が当たり前。

武力による王朝交代を易姓革命と呼んで正当化し歴史に断絶があるが、日本は万世一系で歴史は連綿と続いている。

日本は中国の理想とした国

古代中国では日本のことを蓬莱仙島だと思っていた。徐福を遣わしたのもこのせい。

明から江戸時代に日本に亡命してきた朱舜水は江戸幕藩体制を見て、中国人が数千年夢見ていた理想の封建制社会(周公旦のめざしたもの)だと羨ましがったという。

宋の趙匡義(兄の趙匡胤やその家族を皆殺しにして帝位を奪ったとされる)も日本の天皇や貴族が1000年以上も家を保っているのを聞いて羨ましがったという。

明治時代の日本も当然中国人は羨ましがっていた。

ということで、結構いまでもアコガレの対象らしいです。

中国はなぜ法治国家でないか

秦のころから法家という一派がいたわけだが、法は支配者(士大夫)に及ばず、法が適用されるのは支配されている民衆のみであった。

この考えがずっと踏襲されているので、今の中国と韓国は法治国家でなく人治国家と揶揄されるわけ。

中国では昔から「大きな裁きは為政者の判断による 中くらいの裁きは賄賂の多寡による 小さな裁きは法に従う」ということらしい。

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