だから日本はズレている (新潮新書 566) / 古市 憲寿
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読書
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だから日本はズレている (新潮新書 566) 古市 憲寿 新潮社 2014-04-17 売り上げランキング : 13293 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
★★★☆☆(ズレていますが、それがなにか?)
TV でよく見る著者ですが、この人のコメント、なんかズレているような気がしていました。
この本は「お前のほうがズレている」と思って読み始めましたが、読んでいくうちに「なるほどみんながみんなズレているなあ」と思うようになりました。
【目次】
「リーダー」なんていらない
「クール・ジャパン」を誰も知らない
「ポエム」じゃ国は変えられない
「テクノロジー」だけで未来は来ない
「ソーシャル」に期待しすぎるな
「就活カースト」からは逃れられない
「新社会人」の悪口を言うな
「ノマド」はただの脱サラである
やっぱり「学歴」は大切だ
「若者」に社会は変えられない
闘わなくても「革命」は起こせる
このままでは「2040年の日本」はこうなる日本には強いリーダーは要らない
古代から和が重要視される日本では強いリーダーは要りません、というか途中で潰されます。
それより小さな集団が必要だと書いてあります。
まあ、3人いれば龍になれる日本人ですから。
終戦直後インフラの8割を失っていても 20年もしないうちに東京~大阪間に当時どこの国も作れなかった超高速鉄道(新幹線)を敷いてしまったような日本人ですから。
ズレているのが正解です。
それが日本の存在価値。
人口が減っていっても効率化によりさらに新しいものを作り出していってほしいものです。
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