*

科学者の話ってなんて面白いんだろう – メタンハイドレートの対論会場へようこそ / 青山千春

公開日: : 読書

科学者の話ってなんて面白いんだろう - メタンハイドレートの対論会場へようこそ - (ワニプラス) 科学者の話ってなんて面白いんだろう – メタンハイドレートの対論会場へようこそ – (ワニプラス)
青山 千春
ワニブックス 2017-04-27
売り上げランキング : 20182
Amazonで詳しく見る by G-Tools

★★★☆☆

青山千春氏は青山繁晴氏の妻で、現在は東京海洋大学准教授。海洋学者。日本海でのメタンハイドレートの自噴を初めて発見した人です。

この本はメタンハイドレート研究者24人との対談集。

メタンハイドレートには太平洋側に多い砂層型と日本海側の表層型があり、砂層型のほうが量が多いが、採掘に工夫がいります。表層型は簡単に採れるのですが、なぜか日本の研究者や役人は砂層型を進めようとしています。

そのあたりの真相が研究者たちとの対談で明らかになっていきます。

メタンハイドレートはLPGガスの代わりに使えます。

たとえいま採算が合わなくても温存しておくことで、いざというときの蓄えになります。

また、筏のようなものにメタンを吸収させてエビやカニを呼び込むこともでき、漁師にも恩恵を与えることができるそうです。

全部読むと、日本のエネルギー行政を根本から変えていかないといけないことに気がつきます。頑張れ、青山博士と青山議員。

まあ、読み物としても結構面白いですし、明るい未来の可能性が書かれているのでいい気晴らしにもなりますね。

###

関連記事

経済で読み解く織田信長 「貨幣量」の変化から宗教と戦争の関係を考察する / 上念 司

経済で読み解く織田信長 「貨幣量」の変化から宗教と戦争の関係を考察する 上念 司

記事を読む

考える力をつくるノート

すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート (KEIO M

記事を読む

東大のディープな日本史2 / 相澤理

★★★☆☆ 以前の記事「歴史が面白くなる 東大のディープな世界史 / 祝田秀全」と似た題名

記事を読む

おぼろ探偵帖 / 山田章博

おぼろ探偵帖 (Paper comics) 山田 章博 日本エディターズ 199

記事を読む

最新技術解説 入門IPv6 / ネットテクノロジーラボ

最新技術解説 入門IPv6 ネットテクノロジーラボ 技術評論社 1999-09

記事を読む

FX メタトレーダーで毎日を給料日にする! / 二階堂重人

FX メタトレーダーで毎日を給料日にする! posted with amazl

記事を読む

人面瘡―手塚治虫怪奇アンソロジー / 手塚 治虫

人面瘡―手塚治虫怪奇アンソロジー (角川ホラー文庫) 手塚 治虫 角川

記事を読む

科学理論ハンドブック50<宇宙・地球・生物編> / 大宮信光

★★★☆☆ 2008年刊行とちょっと古いですが、知識を総括するのには役に立ちます。

記事を読む

日本人はなぜ日本のことを知らないのか / 竹田恒泰

日本人はなぜ日本のことを知らないのか (PHP新書) 竹田 恒泰 PHP研究所

記事を読む

逆転の古代史! / 関 裕二

逆転の古代史! (廣済堂文庫) 関 裕二 廣済堂出版 2009-10

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

Gemini の思考モデルの違い(画像解釈編)

歌川広景の『江戸名所道戯尽 八 隅田堤の弥生』という版画をご紹介。

Google AI Pro で制限くらう

Google AI Pro という月額 2900円のコースに入っていま

幻の浮世絵師歌川広景

幕末の浮世絵界に突如現れ、わずか2年あまりで姿を消した謎の絵師 歌川広

明治時代の浮世絵

江戸時代の浮世絵は結構知られていますが、明治時代のものはあまり興味を持

久々にBOOK OFFに行ってみたら

本日は久々に BOOK OFF に行きました。 ここの店は最近の

→もっと見る

  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑