謎とき古代日本列島 / 関裕二
公開日:
:
読書
★★★☆☆
作家の関裕二さんの著作はたくさんあって1冊ずつ読むとたいへんで、間延びするためか視点もぼけてしまいますが、この本は作者の考えの要諦がまとめられており、他の本を読む前にこれを読んでおくと非常に理解が進みます。
というかこれを読んだら、他の著作は読まなくてもいいかも。
*
ヤマト畿内説をとっているのがちょっとアレですが、それ以外の考えはなるほどと思わせます。
古代豪族の葛城、蘇我、物部などの正体も合点がいきます。
日本の寄生虫である藤原氏の出自もたぶん合っているのではないでしょうか。
*
全部ではありませんが、日本古代史の謎の多くが なんとなくわかってしまう、面白い本です。
とはいっても、諸説ありますケド。
###
関連記事
-
FX 「シグナル」を先取りして勝つ! -稼ぐ人はなぜ相場の動きを読めるのか? / 松田 哲
FX 「シグナル」を先取りして勝つ! -稼ぐ人はなぜ相場の動きを読めるのか?-
-
これだけは間違いたくない!「漢字の常識」 (知的生きかた文庫) / 土屋道雄
★★★☆☆ 最近ブックオフで買った漢字本の1冊。 間違いやすい例を要点として絞りこん
-
洛陽城の栄光―信長秘録 (幻冬舎文庫) / 井沢 元彦
洛陽城の栄光―信長秘録 (幻冬舎文庫) 井沢 元彦 幻冬舎 1997-04
-
世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか? / 戸塚隆将
世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか? 戸塚隆将 208 朝日新聞
-
誰も知らなかった皇帝たちの中国 / 岡田英弘
誰も知らなかった皇帝たちの中国 (WAC BUNKO) posted with
-
歴史の零れもの (光文社文庫) / 司馬 遼太郎
歴史の零れもの (光文社文庫) 司馬 遼太郎 日本ペンクラブ 光文社 1994-
-
影刀―壬申の乱ロマン / 黒岩 重吾
影刀―壬申の乱ロマン (文春文庫) 黒岩 重吾 文藝春秋 1997-02 売り上
-
金融頭脳を持っているか―アジアと日本の経済大恐慌の引き金はここにあった / 長谷川 慶太郎
金融頭脳を持っているか―アジアと日本の経済大恐慌の引き金はここにあった 長谷川