【万年筆】Gullor(Jinhao) 159 中字 買いました
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最終更新日:2021/10/10
日記
先週アマゾンで買いました。1050円(送料込み)。
この万年筆 Gullor 159 はじつは中国の Jinhao社の 159 と同じものです。
Jinhao 159 はある意味結構有名かもしれません。
Gullor は製品のシリーズ名ではなく Jinhao社がいくつか持っているブランド名の一つ。
届いたのを見たら、しっかり Jinhao と刻印されておりがっかり。Gullor にしておいてくれよ~です。
注)Jinhao 159 として売っているものだったらもっと安いのがあったのです。^^
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長さ、太さ、雰囲気は、万年筆の王様と言われるあのモンブラン マイスターシュティック 149 と同じ。さすがに細かな部分は形状を違えていますが。
一番の相違点は重量(とペン先)。
ボディが樹脂ではなく金属でできているので、ホンモノ(149)が 32g なのに対して、48.7g と 50%も重いです。
キャップポストして書こうと思っても書いているうちに脱落するので、キャップははずして書くのがいいです。そうすると重量も 30gと軽くなります。
ペン先は18金のイリジウム合金と言っているが、私は信じないゾ。
でも製品としての完成度は結構高いですし、1000円くらいには決して見えません。
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私は手が大きい(掌の横径は 10cmあります)のですが、軸が 1.52cm と太いのでペン先のコントロールがうまくいきづらく、大味な字になってしまいます。
小さな字を綺麗に書くのには向いていません。
大きなニブも目障りに感じるかも。
頭の中の文字あるいはイメージを早く書き出すのには問題ないのですが。
太くて重いので筆圧も不要で疲れにくいため、そういう用途で長時間の場合は向いているのかも。
まあ、海外製の万年筆の中字のヤツで日本語を書くとだいたいそんなもんになるので、なぐり書き用として使っています。
インクフローはいいほうです(インクはパイロットの色彩雫シリーズの「孔雀」を入れました)。
ペン先は、しなりとは無縁。このへんもホンモノ(149)とは違いますかね。
現在、漢字の書き取り練習を暇なときにしている(最近漢字が書けなくて・・・)のでその用途にはうってつけです。
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しかし、こいつの真価は使っていないときにあります。
机の上にドンと置いておくと、なぜか嬉しくなってしまうのです。なぜか仕事をしたくなるのです。
え、ホンモノを買えって?
モンブランは 145を持っていますし、もっと細軸のものも持っており、好んで使っているのです。
正直なところ、こんな軸の太いフデはカンベンシテーです。なぐり書きするだけに 10万円近く払いたくありません。
*
昔、上司の一人がモンブラン 149を使っていました・・・しかも太字を。
その人はすごい悪筆で、細字のボールペンで書いた字でさえまったく読めない類の人。
だから 149で書くと、日本語か英語か(アラビア語かも、とは一瞬思います)、字なのか絵なのか わからなかったです。^^
昔の小説家でも 149を使っている人は多かったですが、きれいな原稿が残っている人は少ないですよね(汚い字ゆえに出版社がゴミとして処分したとは考えませんが)。
むしろ、すごい悪筆の人ほど太字の 149 を使いたがる傾向があったのではないでしょうか。
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