いま君に伝えたいお金の話 (幻冬舎文庫) / 村上世彰
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読書
★★★☆☆
高校で同学年だった村上世彰(よしあき)くんの著書です。
村上ファンドの創設者として一時期はホリエモンと同じく世間を騒がせた彼ですが、ファンドをたたんでからは個人投資家として生活しています。
*
この本は主に日本の学生にお金の教育(マネーリテラシー)の手ほどきをする目的で書かれました。
以前紹介した「アメリカの高校生が学んでいるお金の基本 / アンドリュー・O・スミス」と目的や内容は似ていますが、より日本に特化している、読者層はもう少し低学年(中学生?)を想定しているように見えるという点などから、ずいぶん異なった印象です。
具体的な投資方法などには言及されていません(彼の別の著書には書かれています)が、お金に対する悪い印象を払拭するのには役に立ちそうです。
*
この本の最終章では、ファンドをたたんでからは投資と同時にチャリティーなど慈善事業も行っていると書かれています。クリスチャンである奥様の影響だそうです。
そう言えば、ファンドをたたんでだいぶたってから、彼から電話をもらったことがありました。
医療関係で現状不十分な慈善事業や投資が必要な先端医療などについてだったと思います。
回答の内容は忘れてしまいましたが、漠然とした答えしか返すことができなかったのが残念です。
わたしも彼にならって、1万分の1くらいの規模でしょうが、募金は続けていきたいと思います。
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