無理ゲー社会 (小学館新書) / 橘 玲(2)
公開日:
:
読書
★★★☆☆
「無理ゲー社会 (小学館新書) / 橘 玲」の続きです。
最近の日本の若者は人生をまともに全うすることさえ無理ゲーなのだ、とこの本は説きますが、私はいくつか解決策はあると思います。
あくまで私の意見です。
日本の資源を開発する
メタンハイドレートやレアメタルなどの海底資源、都市鉱山(レアメタル)、改良地熱発電、海流発電、アンモニア発電、小型核分裂炉、核融合、CO2からの石油合成、人工光合成などいろんなものが現在鋭意開発中です。
特に海流発電などはうまくいけば安定した電源として非常に有効で、しかも日本の総需要を賄うほどの量が得られます。
核融合も将来的にはいくらでも無限に増やせるだけのポテンシャルを秘めています。
海外で貢献する
日本食と日本語が海外でブームです。
料理のできる人は海外で日本食を広めましょう。キッチンカーなどでB級グルメを安価で提供すれば毎日来てくれる常連がどんどん増えて経営が安定します。
漢字の書ける人は漢字を書いて儲けることができます。Tシャツなどオリジナルグッズを作るなどが代表的ですが、いろいろなものに展開が可能です。
日本語を教えるのもいいでしょう。
英語なんてつい 600年ほど前まではエゲレス島(?)でのみ話されていただけの辺境の弱小言語でしたが、今や世界中に広まっています。当時のような植民地政策はもうできませんが、日本語も世界中に平和的に広めることができれば 500年も待たずに世界言語の一角を占めることができるようになるかもしれません。
そういう戦略の一部として貢献するのもいいですね。
アニメやマンガの翻訳の監修なども稼げそうです。どうしても日本人でないとわからない表現がたくさんありますからね。
ニウエという世界で2番めに小さな国に移住して国家顧問になった日本人がおられますが、固有のスキルがあればそれを必要としている小さな国がきっとあると思います。うまくいけばそこで国葬(?)してくれるような身分になれるかも。
*
とりとめなく書きましたが、これからの若い人は英語を勉強して使いこなせるようになれば未来は明るいでしょう。さらに別のスキルがあれば鬼に金棒です。
###
関連記事
-
ヘンな世界史 / 鈴木 豊
ヘンな世界史 ヘンな世界史―推理小説より10倍面白い (ワニ文庫) 鈴木 豊
-
売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください! (SB新書) / 川上徹也
売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください! (SB新書)
-
アンダー・プロトコル: 政財暴一体で600億円稼いだ男の錬金哲学 / 猫組長
★★★☆☆ 元ヤクザのフロント企業で働いていて硬軟織り交ぜた金融スキームを使って600億円
-
フリーランス女医は見た 医者の稼ぎ方 / 筒井冨美(3)
フリーランス女医は見た 医者の稼ぎ方 (光文社新書)筒井 冨美 光文社 2017-
-
東京と神戸に核ミサイルが落ちたとき所沢と大阪はどうなる / 兵頭二十八(3)
東京と神戸に核ミサイルが落ちたとき所沢と大阪はどうなる (講談社+α新書) 兵頭 二
-
江戸300藩 バカ殿と名君 / 八幡和郎
★★★★☆(すべての藩を網羅) 江戸時代の三百諸侯たちはどのような政治を行ったのか、部
-
なぜ「日本人がブランド価値」なのか―世界の人々が日本に憧れる本当の理由 / 呉善花
★★★☆☆ 韓国の済州島生まれで日本に帰化し、拓殖大学教授として”日本人が気づきえない日本
-
投資効率を100倍高める ビジネス選書&読書術 / 藤井 孝一
投資効率を100倍高める ビジネス選書&読書術 藤井 孝一 日本実業
-
年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資 / 配当太郎(2)
★★★★☆ 昨日の記事「年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資 / 配当太郎」の
-
アメリカと中国は偉そうに嘘をつく / 高山正之
アメリカと中国は偉そうに嘘をつく posted with amazlet at