無理ゲー社会 (小学館新書) / 橘 玲
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読書
★★★☆☆
橘玲(たちばな あきら)氏の新作。
最近の若者は人生を無理ゲーのようなものととらえており、自殺の自由を求める人が増えているという仮説を検証しています。
我々昭和生まれの高齢者はみんなと同じようにしていれば、みんなあるいは自分の親と同じように豊かになれると思っていました。
サラリーマンになって毎年のように昇給し、結婚して子供ができれば一軒家を買って、老後は年金で暮らせるというのが当たり前でした。
クレヨンしんちゃんでも、ひろしは一軒家の主で、みさえは専業主婦ですもんね。
それは社会が経済的に成長していたから。
現在の日本は経済が停滞しています。人口減少も始まりました。
今の若者はみんなと同じようにしていれば、みんなと同じように貧乏になるのです。
才能があればユートピアかもしれませんが、それ以外のものにとってはディストピアなのです。
*
上のようなかなり悲劇的な命題を社会学の研究結果などを駆使して説明しているので、非常に納得できます。
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