音楽CD の保存
公開日:
:
最終更新日:2025/05/03
パソコン
音楽CD も寿命があるので保存しておきたいところです。
- 音楽CD のコピーをとって CD-R に焼く
- 音楽CD 全体の構造を特殊な形式(イメージ)で保存
- 音楽CD から曲単位で抜き出してファイルとして保存
などの手段があります。
1は民生用のCDプレーヤーで再生できるメリットがありますが、CD-R 自体も寿命が短いメディアなので、すぐにまたバックアップしないといけないときがやって来そうです。
2はイメージファイルとして CD 全体のデジタルコピーをつくる方法です。CUE ファイルという付帯情報を記したものと一緒に PC に保存(IMG+CUE)すれば、完全同一の CD(CD-R)に焼き戻すことができます。もちろんそのまま PC 上でも再生できます。最強かも。
3は1曲単位のファイルになるので、PC でライブラリとして他の楽曲と管理でき、いつでも再生できるというメリットがあります。ただし、元の CD と完全に一致する CD を焼くことはできません(可逆圧縮を使えば、曲間の秒数が異なるくらいの些細な違いですみますが)。
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私は 3 で管理しています。
iTunes は重たいので使いません。
リッピング(抜き出し)には Exact Audio Copy というフリーソフト。管理には MusicBee などのフリーソフトでまかなっています。
これで今のところ満足しています。
下は Exact Audio Copy の画面。
CD を差し込んで曲名を検索したところ。
自動でアーティスト名、CDタイトル、曲名が入力されます。
圧縮方式には FLAC(可逆圧縮)を採用しています。
出力先のフォルダを指定します。
西村由紀江の SUPER BEST というフォルダを新たに作ってそこを指定。
すると、こんな感じでリッピングが行われていきます。
一曲ごとに 一度 WAV ファイルで抜き出してから FLAC に変換していきます。
14曲が 262MBの容量となりました。
できた FLACファイルは MusicBee、foobar などのプレーヤーで管理&再生できます。
下は MusicBee での再生画面。
収録曲数はディスクの容量が許す限り無限です。
ディスクがいっぱいになっても、ディスクの入れ替えをしないで新たなディスク(HDD、SSD、USBメモリ、SDカード)を増設し、てそこに新たなフォルダを作り検索対象に指定しておくだけで、以前に貯めた分とシームレスに管理してくれます。
PC に USB-DAC か USB-DDC を繋いでオーディオアンプに繋げば、その PC がネットワークプレーヤーとして活躍してくれます。
高額で機能に乏しい民生用ネットワークプレーヤーなど不要です。
おわりに
- 音楽CD が読めなくなる前に PC でリッピングまたはコピーしておきましょう。
- 民生用CD プレーヤーで読めなくなった CD でも PC でならリッピングできることが多いです。
- 寿命で読めなくなったほかに、キズが原因で読めない場合も PC でならリッピングできることが多いです。
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