歌と踊り
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最終更新日:2025/05/05
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「歌と踊り」と 人はよく ひとまとめにして言います。
哺乳類のみならず、鳥類、両生類、昆虫などで見られる行動ですので、彼らとの共通の祖先からの古い習慣と考えることができます。
昆虫はだいぶ縁が遠そうなので、両生類の例を挙げましょう。
カエルの声は夏の風物の一つ。
オスが夜にグワグワなどと鳴きますが、あれはメスを呼んでいるのですね。
カエルの歌、それがうまくいき、子孫を増やすことができるわけですが、一つ欠点があります。
それは歌が不特定多数のメスに対してのものであることです。自分の好みのメスを呼び寄せることは普通できないのです。
鳥の歌・・・カザルスや杉田かおるではなく実際の鳥の鳴き声ですが・・・の場合も 姿の見えないメスを呼び寄せるためのもの。
鳥によっては、呼び寄せたメスの目の前で求愛ダンスをするものがありますね(フウチョウなど)。
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つまり、
- 歌は不特定多数の異性(容姿は選べない)を呼び寄せることが目的
- ダンスは呼び寄せた眼の前の異性に自分と交尾させることを承服させるのが目的(容姿を選べる可能性あり)
という違いがあるのです。
人間の DNA もこの原則はある程度保存していると思われます。
ただ、ぶっちゃければ、歌もダンスももともとはセックスアピールであるわけです。
中世ヨーロッパの吟遊詩人などはこの体現者ですね。
主に村を回って歌で独身の女をかどわかし、その家に滞在して、ヒモ生活に飽きたら次の村に行く のを繰り返すのが彼らの仕事です。
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セックスアピールの欲求が強い人は、不特定多数の異性を求める傾向にあるでしょう。
他人の作った歌を、他人の考えた振り付けで踊りながら歌って、それを他人(マスメディア)の力で世界に広げれば、それだけ多数の異性を簡単に効率的に得る可能性が増大するわけです。
それを体現させたのが芸能界。
だから芸能人に不倫が多いのは当たり前。もともと不特定多数の異性を求める人たちが集まってきているわけですから。
そんな気がなくて街角でスカウトされただけという言い訳をしないといけないのは内心わかっているからでしょう。
そもそも一人のパートナーを得るだけなら、芸能界に入る必要はありませんから。
芸能界に身を置くってのは、一人の異性で満足できないという性質(タチ)であるということを公言しているようなものかもしれません。
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歌を作曲する とか 振り付けを考える というのは、セックスアピールからではなく単に高邁な芸術家としての創作意欲から来ている可能性も大です。
ですから私は ただの歌手はずいぶんと下に見ていますが、シンガーソングライターは芸術家としての要素を評価してしまいます。「ほんとうの歌手」とか「アーティスト」とかいう感じですね。
他人の作った歌を他人の考えた振り付けで踊りながら歌うだけの人をアーティストと呼ぶのはわたしは違和感を感じます。
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以上、ジジイのただの戯言です。^^
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