図説 地図とあらすじでわかる! 古事記と日本書紀 / 坂本勝
公開日:
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最終更新日:2025/11/30
読書
どんな本?
古事記と日本書紀を対比して解説している本は多いですが、この本は要諦を捉えて簡潔にまとめあげています。
系図や図説も多く、なかなか読みやすいです。
すぐに読めるので、暇つぶしにもピッタリ。
ここから私のザレごと1
古事記のもととなった「旧辞」「帝紀」などが残っていれば面白いのですが、今は散逸してしまっています。
稗田阿礼がそれらを読み込んでまとめて語り、太安万侶らが編集したのでかろうじて存在したのがわかっているだけです。
もし、稗田阿礼が大幅に創作を加えていたとすれば、紫式部ではなく彼が世界最初の長編小説家と呼ばれるようになっていたかもしれません。
さらに、コジキというのが差別用語ということになれば、「古事記」とは公に呼べなくなり、この書物は「稗田のアレ」と呼ばれることになったかもしれませんね。
ここから私のザレごと2
日本書紀は漢文で書かれており、明らかにチャイナ向けのガイドブック。
歴史と文明を相手にわからせて侵略を防ぐための抑止力であったのでしょう。
ほんとうは天智天皇が渇望していてもおかしくなかったものでしょうが、作らせたのはその後の時代の天武天皇。
日本文明がチャイナ文明のカウンターとして誕生したことを示す第一級の証拠品です。
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