チーズは探すな! / ディーパック・マルホトラ
公開日:
:
最終更新日:2014/04/10
読書 チーズはどこへ消えた?, ビジネス寓話
![]() |
チーズは探すな! ディーパック・マルホトラ ディスカヴァー・トゥエンティワン 2011-11-16 売り上げランキング : 172904 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
*
2011年発刊。
2000年に大ヒットした「チーズはどこへ消えた?」にはいろいろ後追い本が出ましたが、10年たってもまだ出ています。
「チーズはどこへ消えた?」 は要約すると、
先行きの無いことにいつまでもしがみ付かず、新しい一歩を踏み出せ!
ということで、環境が変わればこちらも変化しないと生き残れない という至極当たり前のことをページ数を稼ぐために物語にしただけの本でした。
*
本書は「チーズはどこへ消えた?」の教えを忠実に守るネズミたちのコミュニティのお話になっています。
迷路に住むネズミたちは、あるとき突然に形が変わったりチーズの置き場所が変化する迷路に 手こずりながらも毎日アクセクと暮らしていました。
しかし、3匹の個性的なネズミが彼らに究極の命題を突きつけます・・・
*
最後はどうかな~
結論をほっぽり出したようにも見えます。
そして最後に読者に考えさせようとコソクな手段を使ってきます。
3つのエンディングを読者に選ばせるというのではなく、考えさせるということになっています。
そんなことしたら、また10年後にこの本の後追い本が何種類か出ないでしょうか。
ネズミ算式に増えるわぁね。
*
【関連記事】
###
関連記事
-
-
財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済 (講談社+α新書) / 上念司
財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済 (講談社+α新書) 上念 司 講談社
-
-
「文系バカ」が、日本をダメにする -なれど"数学バカ"が国難を救うか / 高橋洋一 (3)
「文系バカ」が、日本をダメにする -なれど”数学バカ”が国難を救うか (WAC
-
-
FX 「シグナル」を先取りして勝つ! -稼ぐ人はなぜ相場の動きを読めるのか? / 松田 哲
FX 「シグナル」を先取りして勝つ! -稼ぐ人はなぜ相場の動きを読めるのか?-
-
-
本当は恐ろしい江戸時代 / 八幡和郎 (2)
本当は恐ろしい江戸時代 (SB新書) posted with amazlet
-
-
一生お金に困らない山投資の始め方 / 永野彰一
★★★★☆ 「一生お金に困らない家投資の始め方」と同じ著者の本。 こちらのほうが先に
-
-
経済で読み解く大東亜戦争 / 上念 司
経済で読み解く大東亜戦争 上念 司 ベストセラーズ 2015-01-24 売り上
-
-
【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術 (朝日新書) / 山崎元&水瀬ケンイチ
★★★☆☆ 山崎元&水瀬ケンイチ コンビのベストセラーが2回めのリニューアル。 前回
-
-
この残酷な世界で日本経済だけがなぜ復活できるのか: グローバルマネーの大逆流が始まる / 渡邉哲也
この残酷な世界で日本経済だけがなぜ復活できるのか: グローバルマネーの大逆流が始
-
-
ザ・万歩計 / 万城目学
★★★☆☆ 『鴨川ホルモー』の作者のマキメ氏の初エッセイ。 作品から感じる すっとぼ
-
-
「お金持ち」の時間術 / 中谷 彰宏
「お金持ち」の時間術 中谷 彰宏 リヨン社 2005-09 売り上げランキング
- PREV
- DREAMING / 都留教博 & KOKIA
- NEXT
- 定説だってウソだらけ / 日垣 隆