万年筆 (平凡社カラー新書) / 梅田晴夫
公開日:
:
最終更新日:2021/11/09
読書
★★★☆☆
梅田晴夫さんは文筆家でフランス文学専攻。
三島由紀夫の親友で、川端康成とも親交があったそうです。
私は万年筆関係の文章しか読んだことがないですが、1980年に亡くなっているようですね。
万年筆の収集家で 200種類1000本を集めておられたとか。
この人はプラチナのロングセラー #3776 の生みの親(チーフアドバイザー的な役割)でもあります。
すべての万年筆の長所を寄せ集めて作ったのが #3776 とか。
*
この本は 1978年発刊で、現在はすでに絶版本ですが、オンデマンドペーパーバックで入手できます。
私は 1979年10月30日に購入しました。
万年筆の歴史や万年筆に関する逸話などの文章とご自慢のコレクションのカラー写真で構成されています。
私の所蔵の3本も写真にありました。
それ以外のものはおそらくこれからもお目にかかることのなさそうなものが多いです。
*
昔の作家はいいボールペンやワープロなどなかったので、毛筆か万年筆を使っていたようです。
現代の作家はほとんどがワープロ(というか PC)でしょうね。
たまに手書きの方が絶滅危惧種のように紹介されていますが、考想を練るときやノートにまとめるときはワープロ派もペンを使うことがあるでしょう。
でもそういうときもやっぱり万年筆よりはボールペン(フリクション?)かシャープペンシルが多いでしょうね。
なにか万年筆でないと困るというシチュエーションはないでしょうかねぇ。
一昨日、車屋さんに行って書類に万年筆でサインするとびっくりされました。とても珍しいらしい。
###
関連記事
-
-
ありえない稼ぎ方。 / 田渕 隆茂
ありえない稼ぎ方。 田渕 隆茂 中経出版 2008-05-21 売
-
-
甦る日本史〈1〉古代・貴族社会篇―頼山陽の日本楽府を読む / 渡部 昇一
甦る日本史〈1〉古代・貴族社会篇―頼山陽の日本楽府を読む (PHP文庫) 渡部
-
-
謎とき古代日本列島 / 関裕二
★★★☆☆ 作家の関裕二さんの著作はたくさんあって1冊ずつ読むとたいへんで、間延びする
-
-
マンガ中国崩壊 / 波多野秀行 井沢元彦
マンガ中国崩壊 (ゴマ文庫) 波多野 秀行 ゴマブックス 2008-04-03
-
-
100万人が笑った! 「世界のジョーク集」傑作選 / 早坂 隆
100万人が笑った! 「世界のジョーク集」傑作選 (中公新書ラクレ) 早坂 隆
-
-
本当は怖ろしい韓国の歴史 / 豊田隆雄
本当は怖ろしい韓国の歴史 posted with amazlet at 19.
-
-
三国志孔明死せず / 伴野 朗
孔明死せず 孔明死せず 三国志 (集英社文庫) 伴野 朗 集英社 1996
-
-
文系ビジネスパーソンのためのウェブ力最大化計画 / 深見 嘉明
文系ビジネスパーソンのためのウェブ力最大化計画 深見 嘉明 ディスカヴァー・
-
-
ふたりだけのSeason (2) / わたせせいぞう
ふたりだけのSeason (2) (角川文庫―わたせせいぞうコレクション) わた
-
-
24時間ですっきり! ぐちゃぐちゃデスクのシンプル整理術 / ズザンネ・ロート
24時間ですっきり! ぐちゃぐちゃデスクのシンプル整理術 ズザンネ・ロート
- PREV
- 47都道府県うんちく事典 / 八幡和郎
- NEXT
- 【万年筆】 Tyou 450 ブラック 葉巻型