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風邪予防にはなんてったってビタミンC

公開日: : 最終更新日:2014/03/24 医療

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上のビタミンCは安いですねえ。8円/日ほどです。

大学生時代からビタミンC大量投与(1000mg/日)を続けています。

最近、2日ほど切らしたら先週風邪を引いてしまいました。 切れると明らかに調子が悪いです。

「ビタミンCは壊血病にならない程度に摂っていたら十分。余分にとっても尿路から排泄されるだけ」という人が医師でもいますが、ビタミンCは体内で作られるグルタチオンを除けばほぼ唯一の還元物質で、体内でのあちこちの酸化反応の際に体内物質の代わりに酸化を受けてくれます。

つまり、バビル2世のしもべのロデム(わかりにくい?)のように主人である我々の体を守ってくれます。

「壊血病にならない程度で十分」という主張にうなずけないのは、「貧乏でも餓死しない程度のお金があれば大丈夫」というスレスレの生活をしている人は何か不都合なことが起きれば死ぬか犯罪をおかすだけですが、潤沢な資金があればそんな心配もなく幸せに暮らせることから、余分にとっておかないと長期的に問題があるのではないかと推測しているからです。

余ったビタミンCは余分な持ち合わせ(お金)のようなもので、酸化反応という強盗から守ってくれるボディーガード(あるいは強盗を納得させる手持ちの現金)のようなものでもあります。

延命効果をうたっている人もいますが、「ビタミンCが寿命を延ばす」のではなく、本来ある寿命を損なう種々の悪い反応をブロックしてくれるものだろうと思っています。

細胞の老化も酸化反応が多分に関与していますので、アンチエイジングにも効果あり、と思います。

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