ニッポンの医療
またまた今週の「東洋経済」の特集がこれ・・・「ニッポンの医療」。
今回は東北の被害が大きく、惨状に拍車をかけています。
日本の医療を「先進国最低の医師数、先進国最低の医療費」にしたのは、もちろん厚生省官僚の吉村仁(よしむらひとし)です。
コトバンクによると、
1930-1986昭和時代後期の官僚。 昭和5年9月27日生まれ。厚生省にはいり,社会保険庁長官,保険局長,事務次官などを歴任する。厚生省主導の医療費削減策をうちだすなど,健康保険法改正につくした。昭和61年10月23日死去。56歳。広島県出身。東大卒。
すでに死んでいるので誰も悪口は言わないが、吉村ひどし と呼ばせてもらっています。なにが仁だ。
医療費削る前に役所のムダ遣いをなくしておれば、いまどき消費税も払わずにいい医療を受けられていたはずなのは、この前紹介した本で明らかにされています。
大蔵官僚でなかった彼にはムリだったかもしれませんが、己の浅はかさをどう思っていたのでしょうか。
****
関連記事
-
-
放射能に侵されるは間違い
「放射能に侵される」と新聞などに書いてあるのを見かけますけど、放射線科医である私にはおかしく感じます
-
-
医療費39兆2千億円 過去最高(3)
特にTVのバカキャスターですが、「医療費が高額になってたいへん」と無知からくるデマを散布しており
-
-
東北地方に医学部を新設?
* 新臨床研修医制度(医師臨床研修制度)を作って、日本の地方医療を荒廃させた厚生労働省の不始末
-
-
大病院の医者が横柄なわけ
あるところで「大病院の医者が横柄なわけ」を訊かれました。 まあ、医者が全部横柄とは限りません。
-
-
恋する寄生虫―ヒトの怠けた性、ムシたちの可愛い性 / 藤田紘一郎
恋する寄生虫―ヒトの怠けた性、ムシたちの可愛い性 (講談社プラスアルファ文庫)
-
-
メディカルITコンサルティング(株)のこと
20年以上前に知人たちと起こした遠隔画像診断会社のメディカルITコンサルティング社ですが、10年以上
-
-
前例のないことにチャレンジしよう
昔、公立病院に勤務していたときに放射線科部長であったため、いろんな会議に参加させられました。






