理系と文系(続き)
公開日:
:
最終更新日:2014/03/13
医療
*
理系では過去の蓄積が後世の研究者に受け継がれるため、若い人の方が圧倒的に有利です。
スタート地点が違いますから。
そのため弟子が師匠を越えるのはあたりまえのことです。
師匠はここのところをよくわきまえなくてはなりません。
自分は少しでも高いところにとどまって、そこまで昇ってきた優秀な弟子をさらに高みに押し上げてやらないといけません。
ロケットでいうなら一段目に徹しないといけません。
*
ところが、某医学界では、自分は一段目なのに、もはや自分の限界を超えているのに、役目が終わっても切り離されないで二段目、三段目にしがみついているような師匠がいます。
場合によっては自分が先端の衛星に取って代わろうとしているものさえいます。
*
このままでは弟子の足をひっぱったまま黄海に落ちるのが関の山であるのに気づかないのでしょうか。
関連記事
###
関連記事
-
-
Grant’s Atlas of Anatomy, International Edition〈日本向けインターナショナル版〉
Grant's Atlas of Anatomy, International
-
-
粘液栓 mucoid impaction について
* ときどき他の人のCT所見で、気管支内にたまった液状物を「粘液栓」と書いておられるのを見るこ
-
-
遠隔画像診断で画像診断管理加算はとれません というか とってはダメです(2)
* 今度の診療報酬改訂で、 「遠隔画像診断の企業を利用していると画像診断管理加算はとれません
-
-
遠隔画像診断ニュース更新
遠隔画像診断ニュースを更新しました。 ドクターネットさんの記事は読みましたが、大きな組織では大
-
-
Asahiネット 障害? 2014年2月11日大阪府高槻市
* 本日コンサートのために高槻に行きました。 その後、高槻遠隔画像診断センターにも仕事をしよ
- PREV
- 理系と文系
- NEXT
- なぜあの人は集中力があるのか―仕事も勉強もうまくいく48の具体例 / 中谷彰宏