*

Myソモサン・セッパ(5)の答え

公開日: : 最終更新日:2014/03/27 マネー, 未分類

【問い】

ピカソが富豪と画商の両方を複数呼んでセリを行わせたのはなぜか?

儲けるために違いありませんが、

なぜ富豪だけではいけないのか。なぜ画商だけではいけないのか。

の理由を答えなさい。

【答え】

(これは実際の答えではないかもしれません:あくまで私の個人的見解です)

画商に売る値段を卸値、一般の人が画商から買う値段を市場価格とします。

単に高く売るためでは、卸値を知らない金持ちばかり集めてセリを行わせればいいですよね。

芸術のわからない虚栄心の肥大した金持ちであればベスト。

でも、そこになぜ画商を入れる必要があるのか。

作品に権威をつけるため?

それだけではないですね。

画商とは仕入れないと売るものがない。すなわち食っていくためには絵を買わないといけない生き物です。そして買った値段より高く売ろうとするものです。

素人で卸売価格を知らない(市場価格は知っている)金持ちといっしょに競りをすれば、当然仕入れ値は高くなります

となると、画商は運良くセリ落とせた絵画の売値はいつもより上げざるを得ません。

とすると、ピカソの絵の市場価格が上がるわけです。

金持ちはそれを見て、「こんな絵がこんなにするのか。今のうちに買わないと・・・」と思うわけです。

そして次のセリに参加する。

こういうことを繰り返していくと、どんどんピカソの市場価格が上昇していくわけ。

彼は一日3枚も描く男なので、毎週セリをやることも可能。メンバーを換えてね。

週に一回開くセリで毎回 1割高く売るようにしたら、1年後はなんと 142倍になります

ピカソの市場価格の上昇速度は、個展を年に1,2回しか開かない普通の画家のそれに比べて数十~数百倍は違うので、市場価格に天文学的差異を生じるわけです。

ということで、答えは画商のつける市場価格をどんどん上昇させるためでした。

関連記事

Myソモサン・セッパ(6)

###

関連記事

超シンプルな自動売買プログラム ボリ平ドラゴン式 (その2)

以前ここで「超シンプルな自動売買プログラム(2) ボリ平ドラゴン式」でとりあげた ボリ平ドラゴン

記事を読む

【FX】Axiory のゴールドのスプレッドが広がってる

最近、ゴールドのスキャルピングEA を多用しています。 トレード回数が多くて、取れ高も大きいですか

記事を読む

「こいつはクソか」などと言っていませんか?

「こいつはクソか」とか「このクソ野郎」とかよく言う人がいますが、クソに失礼ではないでしょうか。

記事を読む

no image

仕事のために食べる

* 以前なにかの本(たぶんナカタニ本)で、 「食うために仕事をする」 のではなく、「仕事の

記事を読む

【FX】Hippo Trader という EA(3)

以前の記事「【FX】Hippo Trader という EA(2)」の続きです。 * 前回

記事を読む

[FX] Tokyo Box(ロンドン・コーリング) の新作プログラム (4) 1週間実働結果

前回の記事「Tokyo Box(ロンドン・コーリング) の新作プログラム (3)」の続きです。

記事を読む

肺という漢字

「肺」という字は「肉(肉体の一部)」を表す にくづき「月」と、発音を表す「巿(フツ)→(ハイ)」から

記事を読む

no image

グーグルよりも自由な企業

* TV で日本のグーグルの取材をやっていた。 私服OKで、社員のみなさん、まあかなり自由に仕事

記事を読む

no image

手抜き除染

* 手抜き除染 という言葉をマスコミが使っているが、だいじなスポンサーであるゼネコンへの配慮でしょ

記事を読む

ホンダジェット最新型「エリートII」発表

ホンダジェットの最新型「エリートII」というのが発表されたようです。 最大離陸重量を

記事を読む

Comment

  1. […] 答え> Myソモサン・セッパ(5)の答え […]

【整備済み品】ウエスタンデジタル Western Digital 2.5 インチ HDD 500GB

12月4日に 1880円 で購入した 2.5インチ 500GB

闇の守り人 / 上橋 菜穂子

★★★☆☆ 上橋菜穂子先生のファンタジー代表作の「闇の守り人

セブンイレブン冷凍食品 カプリチョーザ監修 トマトとニンニク

本日久しぶりに昼食を買いにセブンイレブンに。 冷凍食品コ

新宿中村屋 中村屋 インドカリー ビーフスパイシー 200g

インドの革命家ボースゆかりのインドカレーで有名な新宿中村屋。 本

頭寒足熱

仕事部屋はまだ暖房を入れていません。 着る毛布と指先をカットした

→もっと見る

  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑