Myソモサン・セッパ(5)の答え

【問い】

ピカソが富豪と画商の両方を複数呼んでセリを行わせたのはなぜか?

儲けるために違いありませんが、

なぜ富豪だけではいけないのか。なぜ画商だけではいけないのか。

の理由を答えなさい。

【答え】

(これは実際の答えではないかもしれません:あくまで私の個人的見解です)

画商に売る値段を卸値、一般の人が画商から買う値段を市場価格とします。

単に高く売るためでは、卸値を知らない金持ちばかり集めてセリを行わせればいいですよね。

芸術のわからない虚栄心の肥大した金持ちであればベスト。

でも、そこになぜ画商を入れる必要があるのか。

作品に権威をつけるため?

それだけではないですね。

画商とは仕入れないと売るものがない。すなわち食っていくためには絵を買わないといけない生き物です。そして買った値段より高く売ろうとするものです。

素人で卸売価格を知らない(市場価格は知っている)金持ちといっしょに競りをすれば、当然仕入れ値は高くなります

となると、画商は運良くセリ落とせた絵画の売値はいつもより上げざるを得ません。

とすると、ピカソの絵の市場価格が上がるわけです。

金持ちはそれを見て、「こんな絵がこんなにするのか。今のうちに買わないと・・・」と思うわけです。

そして次のセリに参加する。

こういうことを繰り返していくと、どんどんピカソの市場価格が上昇していくわけ。

彼は一日3枚も描く男なので、毎週セリをやることも可能。メンバーを換えてね。

週に一回開くセリで毎回 1割高く売るようにしたら、1年後はなんと 142倍になります

ピカソの市場価格の上昇速度は、個展を年に1,2回しか開かない普通の画家のそれに比べて数十~数百倍は違うので、市場価格に天文学的差異を生じるわけです。

ということで、答えは画商のつける市場価格をどんどん上昇させるためでした。

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