金融頭脳を持っているか―アジアと日本の経済大恐慌の引き金はここにあった / 長谷川 慶太郎
公開日:
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最終更新日:2014/08/14
読書
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金融頭脳を持っているか―アジアと日本の経済大恐慌の引き金はここにあった
長谷川 慶太郎 青春出版社 1998-04 売り上げランキング : 1560945 by G-Tools |
★★☆☆☆
長谷川慶太郎の1998年に出たベストセラー。
当時の東南アジアの経済危機を解説。
なかなかわかりやすかったです。
この本は著者お得意の経済予測はほとんどなく、既に起きた経済上の事件やその背景の解説を行っています。
*
この人の経済予測はよくはずれるのが有名で、それなのに出す本はほとんどベストセラー。
たぶん、「長谷川慶太郎の本を読んでそれと違うことをやればいい」 という思惑でみんな買っているものと思います。
たいていの経済評論家の言うことははずれますが、この人はほぼ確実にはずれるのです。
だから参考になるわけです。
たまに当たることを言う人はいつ正解を言うかわからないので信用できません。
*
この前、別の本で、「朝日新聞はすばらしい。国家の重要な問題が起きたときには朝日新聞の言うことと真逆をやればうまくいくのだから」と書いてあって、いっしょだと思いました。
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