Puppy Linux 5.7.1J ライブ起動の利点
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パソコン
パピーリナックス 571JP を試用した記事( Puppy Linux 5.7.1J ライブ起動で使ってみた )の続きです。
前回は USB メモリに焼いた Puppy Linux を DELL Dimension9200 というインテルの CPU(Core2Duo)を使ったマシンで起動しました。
今回は前回使用した USB メモリそのものを使って DELL Optiplex740 という CPU に AMD製 Athlon 64 X2 3800+ を使ったマシンで起動しました。
マイドキュメントフォルダ(普通Linux では home フォルダと呼びますが、Puppy では Windows 風の命名がされています)を開くと、前回 Dimension9200 で作った画像ファイルがありました。
ライブ起動の利点その1
CPU が変わっても起動すること。
Linux 全般の特徴ですね。
Windows などはハードディスクにインストールしないと動きませんが、インストールの際に CPU がインテル か AMD かを判別してどちらかに固定してしまいます。
CPU のコア数もこのときに決められてしまいますので、インストールしたハードディスクを別のマシンに差し替えても起動しないことが多いです。
それはたいてい CPU のメーカーやコア数が違う場合ですね。
USB メモリ起動の Puppy は CPU の種類、コア数にかかわらず、挿せば動作するようになっています。
ライブ起動の利点その2
これも Linux 全般の特徴ですが、ディストリビューションにより実装に少し違いがあったりします。
ライブ起動では作ったデータなどを保存できないことがありますが、Puppy は2つの方法でデータが保存できます。
ワープロや表計算で作ったデータ、ダウンロードしたデータなどはマイドキュメントフォルダに保存されるように見えますが、ライブ起動中のときは実体はメモリ上にあります。
このままだと保存しないと消えてしまいますね。
一つの方法は自分でこれらのファイルを起動した USB メモリ(あるいは内蔵のハードディスクでもいい)にコピーする方法。
USB メモリは FAT32 でフォーマットされているので、Windows マシンでも読めます。
マイドキュメントフォルダをそのままUSBメモリにコピー(ドラッグ&ドロップ)すればいいだけです。
もう一つは Puppy の保存用ファイルシステムを使う方法。
これは最初の起動のときにその保存場所を設定します(通常は起動した USB に作ればいいでしょう)。
ただし、Linux のファイルシステムなので、Windows からは内部に保存したデータは読めません。
そのかわり、次に起動したときにこの保存ファイルシステムからマイドキュメントフォルダ内のデータが自動的に復元されます。
ライブ起動の利点その3
ハードディスクを必要としないので、ハードディスクのないマシンやハードディスクが壊れたマシンでも使えます。
ハードディスクのあるマシンの場合も、ハードディスクに書き込みなどしないように気をつければ、ハードディスクの環境や状態を変えることはありません。
他人のマシンをちょっと借りても大丈夫ってことです。
*
Puppy Linux ダウンロード(無料)> precise-571JP.iso
この OS を USB メモリに焼くのには unetbootin を使ってください。
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Puppy Linux 5.7.1J ライブ起動で使ってみた
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