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有機戦士バイオム (ハヤカワ文庫JA) / 梶尾真治

公開日: : 最終更新日:2016/11/03 読書

有機戦士バイオム (ハヤカワ文庫JA) 有機戦士バイオム (ハヤカワ文庫JA)
梶尾 真治
早川書房 1989-10
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★★★☆☆(ハチャメチャ多い)

カジシン(梶尾真治)のショートショート集。

映画「黄泉がえり」の原作者と知られるカジシンですが、『美亜へ贈る真珠』のようなリリカルな作品を期待すると裏切られるショートショート集。

どちらかというと、ヨコジュン(横田順彌)風のものが多いです。

全36作からなります。

有機戦士バイオム

表題作『有機戦士バイオム』は異星の物語。この星ではすべての生命が死滅し、2つの機械群が最終戦争に突入していた。機械を無効化する兵器が使われた星の表面での戦闘用に有機生物体が開発され、それに乗って戦うことになる。その有機生物体はこの惑星に漂着した宇宙船に載っていた生物の死骸から再生したものであった・・・

死霊のちりなべ

夕食のちりなべの中にハイチの魔術師から入手したブードゥの秘薬を入れたら、なべの具材がゾンビと化して襲いかかってくる物語。この本では一番ハチャメチャ度が高いです。

その他の作品

『いまはの際の』は昔プレイボーイ誌で似たようなジョークを読みました。男が死ぬときに老妻にじつは子供はすべて他の男の子供だったというアレ。

ワタシ的には『あいつは変わっていたなあ・・・』と『クリスマスプレゼント』が気に入りました。

関連記事

ゑゐり庵綺譚 / 梶尾 真治

 

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