言ってはいけない中国の真実 (新潮文庫) / 橘 玲 (2)
公開日:
:
読書
![]() |
言ってはいけない中国の真実 (新潮文庫) 橘 玲 新潮社 2018-03-28 売り上げランキング : 5235 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
★★★★☆
『言ってはいけない中国の真実 (新潮文庫) / 橘 玲』に書いてあったと思いますが、中国の中央政府(北京)と地方政府では権力構造が違うのです。
これは科挙のあった時代から似たような状況のようです。中国では歴史が延々と繰り返されますからね。
中央は役人を地方に派遣するのですが、地方では中央と話されている言葉が違うので、土地の有力者などに任さないと統治ができない。
土地の有力者は代々言葉が通じるもの同士で結託し、中央の役人は任期が短いので適当にあしらってすますようです。
ちょうど日本の荘園領主たる貴族と地頭(ゆくゆくは戦国大名)との関係みたいなものでしょうか。
現代の中国では、地方が人民解放軍と結びついてしまっているので、中央からのコントロールがさらに効かないようです。
独自の武力を持っているということは、いわば足利将軍 VS 各地の戦国大名のようなもので、内戦がいつ始まっても不思議ではないという人もいるそうな。
まあ、内戦になると分裂するんでしょうね。やっぱり。
###
関連記事
-
-
バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか / ジョージ・S・クレイソン(4)
★★★☆☆ 前回の記事「バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか /
-
-
バカが国家をやっている / 勝谷 誠彦
バカが国家をやっている 勝谷 誠彦 扶桑社 2008-10-28 売り上げ
-
-
臆病者のための億万長者入門 / 橘 玲
臆病者のための億万長者入門 (文春新書) 橘 玲 文藝春秋 2014-05-
-
-
誤解だらけの京都の真実 / 八幡和郎
誤解だらけの京都の真実 (イースト新書) 八幡和郎 イースト・プレス 2016-
-
-
世界から追い出され壊れ始めた中国 各国で見てきたチャイナパワーの終わり / 宮崎正弘
★★★☆☆ 2019年7月に出たチャイナウォッチャー宮崎正弘センセイの本。 取材
-
-
ヘンな世界史 / 鈴木 豊
ヘンな世界史 ヘンな世界史―推理小説より10倍面白い (ワニ文庫) 鈴木 豊
-
-
「諜報的生活」の技術 野蛮人のテーブルマナー / 佐藤 優
「諜報的生活」の技術 野蛮人のテーブルマナー 佐藤 優 講談社 2009-0
-
-
手塚治虫アンソロジー猫傑作集 (2)
手塚治虫アンソロジー猫傑作集 (2) (秋田文庫) 手塚 治虫 秋田書店 2
-
-
韓国は日米に見捨てられ、北朝鮮と中国はジリ貧 / 宮崎正弘 & 藤井厳喜
韓国は日米に見捨てられ、北朝鮮と中国はジリ貧 posted with amaz
-
-
日本人だけが知らない「本当の世界史」古代編 / 倉山満
★★★★☆ いくつかの日本人のジョーシキの誤りを指摘してくれて面白さハンパありません。







