左右内耳道の拡張 patulous canal
公開日:
:
画像診断

左右内耳道の拡張例でよくこういうのを見かけます。
中央が膨らんだ形状ですが、左右対称です。
軟部条件で見ると内耳道内は脳脊髄液と同じで、神経鞘腫がないことを確認できます(両側性嚢胞性神経鞘腫という落とし穴はありますが)。
で、これは正常異型の patulous canal(patulous internal auditory canal )です。
patulous という形容詞は(主に植物が)”広がっている”という意味です。
内側を茎とすると花のつぼみのようにも見えますが、外側を茎に見立てるとチューリップが開いたような形に見えますね。
内耳道以外に耳管にも patulous という言葉は使われます。⇒ patulous Eustachian tube とは耳管開放症のことです。
###
関連記事
-
-
腓骨遠位の骨腫瘍? 青池嚢胞 Aoike’s cyst
* 先日、MRI の依頼で 60代の男性で、依頼書の検査目的の欄に 「単
-
-
『遠隔画像診断起業への道』メルマガテスト配信開始予告(2)
しれっとメルマガ名が変わっていますが、『遠隔画像診断起業への道』というメルマガは テスト配信をぼちぼ
-
-
非クラウド型遠隔画像診断を選ぶ理由が知りたい
「もう非クラウド型遠隔画像診断は使いたくない・・・その理由」を前回書きましたが、 ここ数年、新た
-
-
student’s tumor
あるあるネタです。 個人開業医からの紹介で、「肺腫瘍疑い:胸部CTを依頼します」のかなりの部分
-
-
困った元教授について
困った元教授 てれらじ庵のブログに書いた、困った元教授の話の続きです。 ま、私個人はこ
-
-
ふざけた遠隔画像診断システム(続き)
* 患者リストから患者を選択 数秒~数十秒待たされる 患者画面から「読影」を選択
-
-
イーサイトの読影環境がリニューアル
私のメインの環境であるイーサイトの遠隔画像診断システムでは、現在3つのサーバーを使っています。
-
-
遠隔画像診断の起業 / 営業について(4)
遠隔画像診断の営業について、あまり語りたくありませんが、いくつかヒントを。 自己ブランドの確立
-
-
所見の書き方 コンテクストについて
肺野では下葉背側に淡い濃度上昇が見られ、重力効果などを疑います。 縦隔・胸壁には特に異常は
-
-
棘状筋は棘上筋じゃない、棘状筋なんてない
肩関節の画像診断報告書を見ますと、ときどき棘状筋と書いてありますが、そんな筋肉ありましたっけ?






