左右内耳道の拡張 patulous canal
公開日:
:
画像診断

左右内耳道の拡張例でよくこういうのを見かけます。
中央が膨らんだ形状ですが、左右対称です。
軟部条件で見ると内耳道内は脳脊髄液と同じで、神経鞘腫がないことを確認できます(両側性嚢胞性神経鞘腫という落とし穴はありますが)。
で、これは正常異型の patulous canal(patulous internal auditory canal )です。
patulous という形容詞は(主に植物が)”広がっている”という意味です。
内側を茎とすると花のつぼみのようにも見えますが、外側を茎に見立てるとチューリップが開いたような形に見えますね。
内耳道以外に耳管にも patulous という言葉は使われます。⇒ patulous Eustachian tube とは耳管開放症のことです。
###
関連記事
-
-
Focal Periphyseal Edema (FOPE) Zone / 膝だけかと思ったら手首にもあるのね
高校生ラガーマン。 舟状骨近位部の骨折の患者ですが、橈骨の骨端線に直行する 2本の線状硬化
-
-
使いにくい画像診断システム(続き)
* 現在、遠隔画像診断システムを6つ使用している私ですが、他にも簡易システムやら非常勤読影バイ
-
-
異常が無くても「異常なし」と一言で片づけないで欲しい
* 以前、画像診断報告書の参照画像の件で、変な要望をいただくことがある、という話をしました。
-
-
遠隔画像診断でのストレス
* 遠隔画像診断をやっているときのストレスですが、 所見をつけた症例の結果がわからない
-
-
RadFan12月号の拙稿
* 大したものでもないのですが、期間限定で以下の URL に置いておきます。 もし興味が
-
-
散見する?散見される?
散見する? 画像診断の所見で「嚢胞を散見します」という記述を見ることがあります。
-
-
遠隔画像診断のビジネスモデル(3)
ビジネスモデルらしくないので、さらに模式図を補完していきます。 * 上段が従来のファイル
-
-
これは便利なサービス「データ便」
* いくつかの内科開業医さんからの DICOMファイルの受け渡しは、私の借りているレンタルサー






