整形画像読影道場 / 仲田和正
公開日:
:
画像診断
著者は自治医科大学出身の整形外科医。69歳くらいの超ベテランでいらっしゃいます。
整形外科領域の画像(X線写真が主)診断のツボが載っています。
医学書院の「ジェネラリストBOOKSシリーズ」のラインアップの1冊で、帯に「内科医も読めたほうがいいんでナイカイ?」という寒い言葉が載っているので、まじめな人には敬遠されがちな本ですね。
しかし・・・
キュウリを折ったり、体操したり、なかなかおもしろい趣向と語り口で、非常に頭に入りやすかったです。
他の本ではお目にかかれない症例もあり(本邦初とか)、アカデミックな意味でも興味をひかれました。
ところどころに出てくる語呂合わせも実用的。
###
関連記事
-
-
依頼原稿の締め切り (3)
* 依頼原稿「遠隔画像診断サービス 成功の秘訣」ですが、先ほど提出しました。 結局4360字
-
-
遠隔画像診断での起業じつは簡単(2)
前回の記事「遠隔画像診断での起業じつは簡単」で、「起業はとっても簡単」と書きましたが、どれくらい簡単
-
-
画像診断報告書のコピペ(3)
画像診断報告書のコピペ 、画像診断報告書のコピペについて(続) でも書きましたが、所見内容のコピ
-
-
変なリンパ節転移 直腸癌術後
直腸の右に変な腫瘤 3年ちょっと前に直腸癌(Rs)を手術し、その1年後に、吻合部より尾側の
-
-
ふざけた画像診断システム
職業がらいろんな遠隔画像診断装置を扱っていますが、ある装置では 患者リストから患者を選択
-
-
粘液栓 mucoid impaction について
* ときどき他の人のCT所見で、気管支内にたまった液状物を「粘液栓」と書いておられるのを見るこ
-
-
くも膜下腔と硬膜下腔
所見をつけたら質問が来ました。 上のような症例で「硬膜下腔に液貯留あり」と書いたら、「脳
-
-
最低の遠隔画像診断システム
以前ここでひどい遠隔画像診断システムと評した PS●社のシステムですが、今週に入ってかなりのレスポ
-
-
所見の書き方 コンテクストについて
肺野では下葉背側に淡い濃度上昇が見られ、重力効果などを疑います。 縦隔・胸壁には特に異常は
- PREV
- ラテ・マネーを惜しみましょう
- NEXT
- 厚切りジェイソン氏逃亡