*

整形画像読影道場 / 仲田和正

公開日: : 画像診断


★★★★☆(面白い)

著者は自治医科大学出身の整形外科医。69歳くらいの超ベテランでいらっしゃいます。

整形外科領域の画像(X線写真が主)診断のツボが載っています。

医学書院の「ジェネラリストBOOKSシリーズ」のラインアップの1冊で、帯に「内科医も読めたほうがいいんでナイカイ?」という寒い言葉が載っているので、まじめな人には敬遠されがちな本ですね。

しかし・・・

キュウリを折ったり、体操したり、なかなかおもしろい趣向と語り口で、非常に頭に入りやすかったです。

他の本ではお目にかかれない症例もあり(本邦初とか)、アカデミックな意味でも興味をひかれました。

ところどころに出てくる語呂合わせも実用的。

###

 

関連記事

久々に見た精嚢結石

本日、いつものように仕事をしていると、あら懐かし、精嚢結石くんじゃありませんか。 最近見か

記事を読む

no image

依頼原稿の締め切り (3)

* 依頼原稿「遠隔画像診断サービス 成功の秘訣」ですが、先ほど提出しました。 結局4360字

記事を読む

遠隔画像診断での起業じつは簡単(2)

前回の記事「遠隔画像診断での起業じつは簡単」で、「起業はとっても簡単」と書きましたが、どれくらい簡単

記事を読む

画像診断報告書のコピペ(3)

画像診断報告書のコピペ 、画像診断報告書のコピペについて(続) でも書きましたが、所見内容のコピ

記事を読む

変なリンパ節転移 直腸癌術後

直腸の右に変な腫瘤 3年ちょっと前に直腸癌(Rs)を手術し、その1年後に、吻合部より尾側の

記事を読む

no image

ふざけた画像診断システム

職業がらいろんな遠隔画像診断装置を扱っていますが、ある装置では 患者リストから患者を選択

記事を読む

粘液栓 mucoid impaction について

* ときどき他の人のCT所見で、気管支内にたまった液状物を「粘液栓」と書いておられるのを見るこ

記事を読む

くも膜下腔と硬膜下腔

  所見をつけたら質問が来ました。 上のような症例で「硬膜下腔に液貯留あり」と書いたら、「脳

記事を読む

no image

最低の遠隔画像診断システム

 以前ここでひどい遠隔画像診断システムと評した PS●社のシステムですが、今週に入ってかなりのレスポ

記事を読む

所見の書き方 コンテクストについて

肺野では下葉背側に淡い濃度上昇が見られ、重力効果などを疑います。 縦隔・胸壁には特に異常は

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Google Workspace はいかが?

Google Workspace というサービスは名前だけ知っていたの

Ryzen5 ミニPC 購入

また ミニPCをアマゾンで注文。 「インテルは逝ってる」ようなの

「pCloud」というクラウドストレージサービス

pCloud というクラウドストレージサービスが Youtube で紹

イラン・イスラエル戦争

イスラエルがイランを攻撃してから数日しか経っていませんが、イランは戦闘

SUV は嫌い

先日、愛車(2017年式)の点検に行ってきました。 半日かかるの

→もっと見る

  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑