*

ばかげた遠隔画像診断システム

公開日: : 最終更新日:2014/09/29 画像診断

イーサイトでも P●●社製でもない、とあるファイル転送型遠隔画像診断システム。

ここでも何回か欠点を書いています。下の関連記事をどうぞ。

うちのメンバーも頭に来て使用をボイコットしている人が多数。 もはや、私ともう一人しかこのシステムを使っていません。

今回紹介する バカさ は せっかく書いた所見を、あるボタンのワンクリックで「完全」消去する ことです。

テンプレートを開きますと、カテゴリ(臓器別)とそのコンテンツ(テンプレート文)を表示するメニューが開き、コンテンツを選んで、レポートの所見欄に上書きするか挿入するかが選べるようになっています。 ここまでは理解できる内容。

ところが、コンテンツでなく、カテゴリ(胸部、腹部、頭部など)の項目を選ぶだけで 勝手にその1番目のコンテンツの内容が レポートの所見に上書きされます。

つまり、それまで書いた所見が上書きにより一瞬に消えてしまい、しかも、復活させることができません

たとえば、頭部と胸部がいっしょになった依頼が出た場合、頭部の所見を書き終わり、胸部の所見をテンプレートを元にして書き加えようとしたときに、せっせと書いた頭部の所見がすべてパア。

これは致命的なバグと思うのです。 ごく初期のワープロソフトでもこんなことはなかったと思います。

私はこれを 賽の河原システム と呼んでいます。

おや、なにか音楽が聞こえてきましたね。

Strawberry Fails Forever.

ビートルズかと思いましたが、歌詞が少し違うようです。

【関連記事】

###

関連記事

使いにくい画像診断システム

* 現在、遠隔画像診断システムを6つ常用している私ですが、他にも簡易システムやら非常勤で扱って

記事を読む

イーサイトのシステムの利点(1)

* また、このネタか、と言われる人も多いでしょうが、 イーサイトヘルスケアの遠隔画像診断システ

記事を読む

しちめんどくさい

2011.03.03(木)   レポーター 「どうもレポーターのやすきーです。

記事を読む

くも膜下腔と硬膜下腔

  所見をつけたら質問が来ました。 上のような症例で「硬膜下腔に液貯留あり」と書いたら、「脳

記事を読む

mucor(ムコール)について

ムコール症という病名があります。 mucor(英語), Mucor(独語) というのはケカビ(

記事を読む

LG 23型ワイド IPSパネル/ホワイトLED BLU採用液晶ディスプレイ (4)

LG 23型ワイド IPSパネル/ホワイトLED BLU採用液晶ディスプレイ (

記事を読む

PSP と PS sign

* 以前別ブログで書いたのですが・・・ > PSP(進行性核上性麻痺)の画像サイン: 遠

記事を読む

遠隔画像診断での起業じつは簡単(2)

前回の記事「遠隔画像診断での起業じつは簡単」で、「起業はとっても簡単」と書きましたが、どれくらい簡単

記事を読む

遠隔画像診断事業 売上を3倍伸ばした私の方法

* タイトルはちょっと煽ってみました。^^; 答えはここにも⇒ 日中救急症例を受けられる体制

記事を読む

遠隔画像診断料(保険における診療報酬)

質問が多いので解説しておきます(画像診断管理加算とは違うのですが、少し関連しているので混同しやす

記事を読む

HDMI EDIDエミュレーター パススルー ドングル

現在、4台の PC の HDMI端子から KVM切替機を通して 1台の

SWIMMIN’ / 村松健

村松健の CD アルバム「SWIMMIN'」です。 BOOK

M.2 NVMe to PCI-e 変換アダプタ 拡張カード

M.2 NVMe to PCI

【ふるさと納税】河内晩柑 / 愛媛県愛南町

【ふるさと納税】 【高評価★4

Apacer SSD 256GB(M.2 NVMe)

Apacer アペイサー SS

→もっと見る

  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑