世界恐慌2.0が中国とユーロから始まった / 藤井厳喜
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読書
徳間書店
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★★★★☆(予言当たってるー)
2016年3月に出た本です。
藤井厳喜さんは私の信用している 5人の識者のうちのお一人ですが、信用している人が過去にどのような本を出し、どれくらい正しかったかをチェックすることで、これからも信用できるかどうかがわかります。
紫BBA やフジマキ、サカキバーラ、長谷川某のような過去の本に間違いばっかり書いている著者は本も読まなくていいですし、話も聞かないでいいわけです(逆神としての利用価値はあるかも)。
あ、この本の内容ですが、マイナス金利(日本よりスイス)、ユーロ発の世界恐慌のきざし、もう終わっている中国、逆オイルショックの意味、グローバリズムの消滅と後始末、タックスヘイブンの消滅、ヨーロッパの滅亡などについて、多数の傍証をもって過去、現在、未来を書き記してあります。
チャイナ以上にヨーロッパがやばいということがわかりました。
2050年にはフランスの人口の半分はイスラム教徒になるそうです。
未来の教科書に書かれるでしょう。「ヨーロッパ文明を滅ぼしたのはメルケルという一人の魔女であった」と。
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