トランプノミクス / 宮崎正弘
公開日:
:
読書
トランプノミクス 日本再生、米国・ロシア復活、中国・EU沈没
海竜社
売り上げランキング: 523,248
★★★☆☆
2017年1月の本。
この本を読むと人事に関してはトランプ政権の始まりもかなり混乱していたようですね。
その後、主要なスタッフが決まってからもどんどん入れ替わりがあったのは皆様もご存じの通り。
トランプのロシア、中国、EU、中東、イスラエルとの関係について詳細に検討されており、参考になります。
トランプの「第二のレーガノミクス」をトランプノミクスと著者は呼んでいますが、オバマ政策のカウンターをかなり意識したもので統一がとれていません。
この本の出たあとではだいぶ変化してきたようですが、中国との冷戦に入るとは思いませんでしたね。
トランプは知らない相手とは最初は「お前はいいやつだ」と言いますが、しばらくして自分の期待どおりでないといきなり「You”re fired !」なんですね。
キンペーにも北朝鮮問題を託したところ何もしなかったのが、現況にかなり影響していると思います。
今度の 90日の猶予中もキンペーはなにもできないでしょうから、いよいよチャイナの終焉が見られるかもしれませんね。
###
関連記事
-
-
人の10倍の「仕事量」をこなす技術 / 五十棲剛史
人の10倍の「仕事量」をこなす技術 (PHPビジネス新書) 五十棲 剛史
-
-
甦る日本史〈1〉古代・貴族社会篇―頼山陽の日本楽府を読む / 渡部 昇一
甦る日本史〈1〉古代・貴族社会篇―頼山陽の日本楽府を読む (PHP文庫) 渡部
-
-
大学病院の不健康な医者たち / 米山 公啓
大学病院の不健康な医者たち (新潮OH!文庫) 米山 公啓 新潮社 2001
-
-
謎とき古代日本列島 / 関裕二
★★★☆☆ 作家の関裕二さんの著作はたくさんあって1冊ずつ読むとたいへんで、間延びする
-
-
名字でわかる 日本人の履歴書 なぜ東日本は「佐藤」「鈴木」が、西日本は「田中」「山本」が席巻したのか (講談社+α新書) / 森岡 浩
名字でわかる 日本人の履歴書 なぜ東日本は「佐藤」「鈴木」が、西日本は「田中」「
-
-
ウルトラマン研究序説
ウルトラマン研究序説―若手学者25人がまじめ分析 科学特捜隊の組織・技術戦略を検
-
-
JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則 / ニック・マジューリ(2)
★★★★☆(素晴らしい) 以前の記事「JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続
-
-
かげろう飛脚―鬼悠市 風信帖 / 高橋 義夫
かげろう飛脚―鬼悠市 風信帖 (文春文庫) 高橋 義夫 文藝春秋 2006-
-
-
脳科学マーケティング100の心理技術 / ロジャー・ドゥーリー (2)
脳科学マーケティング100の心理技術―顧客の購買欲求を生み出す脳と心の科学 ロ
-
-
日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 / 浅川 芳裕
日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社+α新書) 浅川 芳裕







