AI×人口減少 これから日本で何が起こるのか / 中原圭介
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読書
★★★☆☆
2018年秋に出版された本です。
日本の人口減少の分析ですが、その原因として著者は東京への若い人の流入を問題視しています。
東京は地方に比べて結婚率も出産数もはるかに小さいのが現実です。
そして、それを食い止めるためにリモートワークや大企業の本社の地方移転が有効と熱弁されています。
後者の例としてはコマツ(福井県小松市)をあげ、移転後の社員の出産数が明らかに増え、物価が安いことから定年後にフルリタイアするケースも増えたとのこと。
長野県知事の企業誘致の取り組みも紹介されており、地方の知事さんはすべてこの本を読んでほしいと思いました。
*
AI の影響についての分析は他の本と大きく変わりません。
単純労働のほかに専門職(弁護士、公認会計士など)、銀行員なども多くは職を失うでしょう。
他の本では新たな職業ができるから大丈夫というものも多いですが、著者は新たな職業もあらかた AIが潰してしまうので、失業者を全部受け入れるほどの職業は生まれないだろうと考えておられます。
これについては AIに対して税を取ることで AIの導入を遅らせることを提言しておられますが、焼け石に水かもしれませんね。
みながなにかのクリエイターになるしかないのでしょうか。
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