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嘘だらけの日韓近現代史 (扶桑社新書) / 倉山 満

公開日: : 読書

嘘だらけの日韓近現代史 (扶桑社新書) 嘘だらけの日韓近現代史 (扶桑社新書)
倉山 満
扶桑社 2013-11-30
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★★★★☆(シニカル&コミカル)

嫌韓本なのですが、『嘘だらけの日米近現代史』、『嘘だらけの日中近現代史』、『嘘だらけの日露近現代史』と並ぶ「嘘だらけのシリーズ」の一冊。

ほかの嫌韓本とは違って、高所からシニカルに眺めているのが特徴。

内容をちょこっと紹介しますと・・・

国王なのに自ら「殿下」と名乗っているのは李朝とマリネラ王国くらい

マリネラ王国というのはあれ、パタリロが国王をやっているあの国ですね。

パタリロは「陛下は辛気くさい、殿下と呼べ」と配下に言っています。

李朝の王は清の皇帝陛下に遠慮して、王様なのに陛下ではなく殿下と呼ばれていたのです。

韓国ドラマでは「王様」と訳されていますので気がつきませんでした。

マッカーサーはけちょんけちょん

「マッカーサーは野蛮人、日韓人民共通の敵」と大書してあります。

朝鮮戦争で中国が参戦して人海戦術で向かってきたときに最も発狂したのはマッカーサーで、「満州に原爆を落とせ」と叫んだとか。

その後解任。

ちょっと脱線しましたが、シニカル&コミカルな語り口でとても面白い本です。

ただ、この本だけ読んでも面白味がわからないかもしれませんので、熱~い嫌韓本を読んだその後に読むと、頭がすっと冷えて心地よくなると思います。

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