ウルトラマン研究序説
公開日:
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最終更新日:2014/04/10
読書
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ウルトラマン研究序説―若手学者25人がまじめ分析 科学特捜隊の組織・技術戦略を検証する SUPER STRINGSサーフライダー21 中経出版 1991-12 |
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最近、WOWOW でデジタルリマスター化した「ウルトラマン」をやっているので全部録画しました。現在再放送中。
ちょくちょく観ています。なつかしいです。
水沢あさみに似ているバニラの最期は涙をさそいます。
研ナオ子に似ているギャンゴの最期は笑いをさそいます。
アボラスは千原せいじ。
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1991年に出たので、もう相当古いですが、「怪獣にも権利はないのか」とか「怪獣の屍体はどういう法規の下で処理されるのか」などはなかなか考えさせられます。
人間より進んだ宇宙人にとっては人間の人権などは考慮されないでしょうし、ジャミラに対する人権も当然認めるべきですね。
怪獣の屍体は産廃扱いだそうですが、この本に書いていないゴルドンの屍体は別ですね。2匹併せて 150t の金塊がとれたそうですから。
ガマクジラの屍体も適当に処理すればミキモトパールが目をむくくらいたくさんの真珠が取れたかもしれませんが、胃液で溶けきっていたでしょう。
屍体と言えば、いまだに疑問に思っているのが「ドラコ」の1回目の登場で、彼はとどめをさされずに逃げ延びたはずですね。でもジェロニモンに復活させられているので、どこかで死んだのでしょう。もしかしたら地球の食い物が代謝できず餓死したのかもしれません。
この本ではウルトラマンの比重が問題にされていますが、怪獣たちの比重も相当重かったはずで、そのへんはどうやねんと言いたくなります。
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まあ、ウルトラマンを観ていないとこの本は全くおもしろくありません。
今度はデジタルリマスター版ウルトラセブンをやるそうなので期待しましょう。
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