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浦島太郎の真相―恐ろしい八つの昔話

公開日: : 最終更新日:2014/03/18 読書

浦島太郎の真相―恐ろしい八つの昔話 (光文社文庫)

浦島太郎の真相―恐ろしい八つの昔話 (光文社文庫)

鯨 統一郎

光文社 2010-02-09

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怪人 鯨統一郎の推理小説。

日本の昔話を題材にした8つの短編で成り立っているシリーズもの。

主人公は名探偵役の桜川東子と3人のオッサンとバーのマスター。

それぞれの話は前半のほとんどが4人のオッサンが子供の頃の TVだとかの「個人の昔話」をべらべらしゃべるというもので、後半は無理矢理殺人事件の謎解きに入り、東子の推理が語られます。

そしてその推理は「日本の昔話=おとぎ話」にかこつけて・・・という、まあ無理矢理な構成をとっています。

おとぎ話の新解釈も語られるのですが、そこが一番おもしろいところです。

さるかに合戦のカニは実はとっても悪どい、とか 舌切り雀のおばあさんは閻魔様だったとか。

ムチャな解釈が多いですが、そこはご愛敬。

前半の個人の昔話は私にとっては懐かしいものが多く、鯨さんって(正体不明)いったいいくつなのか、気になります。

同年代ですかね。

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