厚生年金のウソ

 厚生年金にはいくつものウソがまかりとおっています。

 「厚生年金は会社が半分負担してくれている」と言ってありがたがる人がいますが、それは幻想 だと橘玲さんの本にも書いてあります。


 たとえ話で恐縮ですが、月収100万円の正社員がいるとしましょう(いないって?)。
 14万円の掛け金(年金では「保険金」と言っていますが、年金は保険ではないのでこれもウソです)が必要だと仮定しましょう。
 会社7万円、本人7万円になりますね。

 このままでは会社は給料 100万円のほかにどこからか7万円工面してきて、107万円が必要になります。

 ここであなたが経営者だとどうしますか?

 利益の中から捻出します? 株主配当を削ります? いずれもあなたの経営者としての立場が危うくなるのでは?

 

 そうですね!

 給料の額面を 本来の 100万円から 93万円にして、7万円はそこから捻出するはずです。数字を書き換えるだけですみます。

 社員のために支払うのだから給料からさっぴくのが当然と思うはずです。

 社員は本来 100万円もらえるはずなのですが、そのことは全く知らされず、93万円に削減されているわけです。

 しかも「会社が半分もってくれている」と、要らぬ感謝までしてくれます。一石二鳥ですね。

 官僚の考えたワナに会社がうまくのっかっているようなもので、社員だけが一方的に損をしているのです。

 会社側としてはハラも痛めず、社員のロイヤリティを上げることができるわけです。

 半分ずつ取るというごまかしで、社員の負担が一見減っているように思われ、官僚も文句も言われにくいということですね。

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