強い経済が強い日本をつくる / 三橋 貴明, 田母神 俊雄
公開日:
:
最終更新日:2015/10/04
読書
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強い経済が強い日本をつくる 三橋 貴明 田母神 俊雄 海竜社 2013-07-08 売り上げランキング : 275710 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
★★★★☆
三橋本ですが、元・航空幕僚長(他国の軍隊でいうと空軍大将)の田母神”閣下”との対談風の本。
経済を理由に安全保障をおろそかにしては本末転倒
「安全保障と経済は一心同体」と語られています。
安全保障をやることが経済を活性化させるということを理解していない政治家やマスコミ(評論家含む)が多すぎることが問題です。
お金が足りなければインフレになるまで刷ればいいだけ、という三橋本なので、どんどん刷ってとにかく自前の軍用レベルの GPS 衛星だけは早く作って所持することが必要ですね。
アメリカとどう付き合うか
アメリカは所詮金儲けのために他国に干渉しているだけなので、日本は徐々に”独立”することが必要で、それは軍事面でも同様。
「日中有事に米軍は日本を守らないだろう」とこの本では指摘しています。
結構ショッキングな指摘ではないでしょうか。
中国との付き合い方
相手がちょっかいをかけてきても、なんとかカネでごまかそうとしてきた今までの政権では彼らをつけあがらせるだけ。
中韓は強い相手にはへつらい、弱い相手は徹底的にいたぶるという儒教的観念を持っているので、ベトナムやインドネシアのように、ちょっかいを出した他国の船舶は国際法の定める通りにきちんと沈めることが必要です。
「ネガティブ・リストで自衛隊を柔軟に動ける組織にする」という主張も大切で、こうでないと上記のような防衛は不可能ですし、自国民が襲われた場合も自衛隊が守れないわけです。
一般競争入札至上主義は日本を滅ぼす
なんでもかんでも、一般競争入札にして随意契約や談合を認めない国は日本くらいで、他の国は折衷して使っています。
談合は業界全体を安全に存続させるという利点があります。
毎回一般競争入札で担当業者が変わると、長期の契約関係でないと成し遂げられないシステムの改良などができなくなります。
病院でも電子カルテなどが更新時期に毎回業者が変わって大混乱しますよね。
安かろう悪かろうの業者に変わって、結局パフォーマンスが落ちてしまうことがしばしば。
重要なところは随意契約、どうでもいいところは一般競争入札にしましょう。それが全世界的なスタンダードです。
目次
第1章 強い経済が強い国を作る
第2章 なぜアメリカは日本の弱体化を狙うのか
第3章 自国を守る軍事力を持つために
第4章 超大国アメリカとどう付き合うか
第5章 中国との付き合い方
第6章 再び強い日本になるために
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