TangBand W3-871SC+バスレフ箱
公開日:
:
最終更新日:2016/03/19
オーディオ
ユニット W3-871SC が来ました。フレームが円形になっている以外は TangBand W3-593SG にそっくり。
シルバーコーンがおしゃれです(メタルコーンではなく、紙のコーンに色をつけただけ)。
けっこうマグネットがでかい。
余っていたバスレフ箱に装着(台になっているのは KEF Cresta2 )。一つ目のミニオンのようなツラに。
なんとうれしいことに取り付けネジの位置は SA/F80AMG と同じ。ネジ穴を開けなおさなくてすみました。
この箱(仙人さん設計)は 1.5cm厚の MDF 製で、外寸は 14×17×20cm。内容積は 11×14×17cm で約 2.6リットルになります。
バスレフダクトは 3cmφ × 6.5cm で fd = 106Hz。吸音材なし。
箱の詳細> 8cmフルレンジ用汎用エンクロージャ・キット Sサイズ
試聴 ー これはベストマッチ!
W3-871SC というユニットは高域がよく出ます。キレのある屈託のない爽やかな高音です。
低音は 8cmにしてはまあまあの量感のようですが、普通のスピーカー(もっと大きめの 2ウェイなど)を聴き慣れているとやや悲しくなります。
この小型エンクロージャに入れるとこのサイズのわりにはビックリするほどの低音が出ます。もう少し大きな箱でもいいかもとも思います。
ただ、そうすると低音も重く もっさりとするかもしれず、スピード感のある高音とのマッチングが問題になるかもしれません。
SA/F80AMG にとっては明らかに小さすぎる(もっとでかい箱に入れたらもっと低音が出てよくなるのに~という意味)と思ったこの箱は TangBand W3-871SC にとってはちょうどいいのかもしれません。
バランスは SA/F80AMG を使った場合よりはるかにいいです。
低音楽器が主体になるときはダクトからの風を結構感じます。リアダクトのほうがいいかもしれませんが、ダクトからの音の漏れはあまり気になりません。
ダクトの長さがちょうどいいのか、とにかくこの箱とこのユニットは相性ばつぐん。この箱で作った人はあまりいなさそうですが、オススメです。
関連記事
8cm スピーカー TangBand W3-871SC 発注
###
関連記事
-
-
日本製 LP レコードの変な価値
以前の記事「日本人の給料はなぜこんなに安いのか / 坂口孝則」で紹介したこの本の p145 に、日本
-
-
MJ無線と実験 2024年10 月号
以前、愛読していたオーディオ雑誌「MJ無線と実験」ですが、本日帰宅途中に寄ったジュンク堂で久
-
-
中国製デジタルアンプ
私が注目している中国製デジタルアンプの一覧です。 Topping 製ア
-
-
Scanspeak 5cm フルレンジ 5F/8422-T03 +バックロード箱(3)
ちょっと色が暗いですが、完成品がこれ(上の写真)。 FE107E の箱とサイズは同じで、ユ
-
-
モノラルアンプの存在意義
以前の記事「 チャンネルセパレーションについて 」で書いたのですが、チャンネルセパレーションの向上と
-
-
中華デジアン SA-98E 160+160W
* 久々に買いました、デジタルアンプ S.M.S.L 製 SA-98E (黒色)。 ヤフ
-
-
W4-2142 到着&装着
Tangband の10cm フルレンジ w4-2142 がやってきたので、口径 104mm
-
-
OM-MF519+小澤氏設計ダクト付きバックロードホーン「スリースター」完成
「これならできる特選スピーカーユニット 2019年版マークオーディオ編: 特別付録:マークオーディオ
-
-
TangBand W3-871SC+バスレフ箱(3)
TangBand W3-871SC を仙人さん設計のミニバスレフ箱(8cmフルレンジ用汎用
-
-
HiVi B3N 8cmフルレンジスピーカー製作
初めての HiVi ユニット HiVi B3N 8cmフルレンジアルミ軽合金コーン