音場型スピーカーの最大の欠点
公開日:
:
オーディオ
15年前に音場型スピーカー「スリムドカン」というのをつくりました(下図)。

スリムドカンとは下剤の名前ではなく、スリムな土管という意味で、一番上につけたユニットから天井に向かって音が放射されます。
2本を部屋の隅にセットしておけば、どこにスピーカーがあるのかわからないけどすごく摩訶不思議な音場が部屋の中に創生されます。
スピーカーがあるのはわかるのですが、そのスピーカーが鳴っているように思えないのです。
この形状の元祖は Yoshii9(ヨシイナイン)という高価なスピーカー(下図)で、ほぼ同じユニットが入手簡単なため「それを水道管にセットしたらいいだけじゃね?」とみんな思うらしく、多くの人が似たようなものを自作しています。

Yoshii9 をつい造りたくなる現象をわたしは「ヨシイク造」と呼んでいます。
*
で、これをひとつ作ったら「ヨシイクゾウ」衝動はすっかり消えてしまいました。
だって普通のスピーカー作ってそれを天井に向けて置いたら同じような音になることに気づいたからです。
普通のスピーカーは普通にも音場型にも使えるが、音場型に特化したスピーカーは普通の用途に使えない(ことが多い)のです。
じゃあ、普通のをつくりましょうということになり、今にいたっています。
###
関連記事
-
-
Monacor SPM100-8 をバックロードホーン箱に移植
コイズミ無線で 1個 3032円で購入した Monacor というドイツのメーカーの 10cmユニッ
-
-
シャープ1ビットデジタルアンプ SD-AT1000
SD-AT1000 とは 2003年に発売された 5.1chシステム (デコーダーアンプ+ス
-
-
Topping TP30 落札
USB-DAC 内蔵の中華デジタルアンプ Topping TP30 を落札しました。
-
-
Youtube でスピーカーのチェック
Youtube で PC につないだスピーカーの音域チェックができます。 低音チェック
-
-
内容積 14リットル、ダクト共振周波数 58Hz のバスレフ箱に Monacor SPM100-8 を装着
以前の記事「内容積 14リットル、ダクト共振周波数 58Hz のバスレフ箱が余っている問題
-
-
マルチスピーカーの意義
ここでのマルチスピーカーというのは、2ウェイとか3ウェイ、4ウェイとかのスピーカーシステムのことで、
-
-
古いオーディオ雑誌を読む理由
最近、オーディオ雑誌の新刊は立ち読みするだけでほとんど買わなりました(付録のあるときは別)が、古い雑
-
-
SA/F80AMG+バックロード箱(2)
先日入手したバックロードの箱に SA-F80AMG を入れて鳴らしてみました。 まだハンダ
-
-
3ウェイスピーカーの致命的欠点
高音は直進性がありますが、低音は球面波に近い広がり方をします。 低音の音圧は距離の2乗に反比例






