SA/F80AMG+バックロード箱(2)
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オーディオ

先日入手したバックロードの箱に SA-F80AMG を入れて鳴らしてみました。
まだハンダ付けはせず仮組みですけど。
バックロードの箱は鳴らし始めはひどい音がすることが多いですが、まずまず形になっています。
以前取り付けていたバスレフ箱よりは低音は伸びているのは明らかですが、全体のバランスでいけば、まだ重心が高いです。
これはユニットが 8cm 1本だからの限界でしょう。このユニットは 8cmクラスでは低音最強の部類に入りますが。
しかし、1mくらい離れてのニアフィールドでは十分すぎるほどの低音とも言えます。
低音が少ないと言っても、ほかのスピーカー達(ウーファーはどれも 10cm以上で筐体もはるかに大きい)と比べての話です。
中高域の分解能は B&W 以外には勝っています。ピアノや女声が明快で気持ちがいいです。
ユニットに背圧がかからないので余計きれいに鳴るのかもしれません(バスレフの時よりコーンの振動ははるかに派手です)。
バックロード嫌いの人に
バックロードの主な目的はフルレンジの低音補強です(まれにマルチウェイもありますが)。
そのためマルチウェイのオ-ソドックスなシステムに比べてオーディオ的な音質では圧倒的に不利です。
限られた制約の中での性能向上や好ましさの追求をしているのであって、「あんな音を褒め称えるのはどうかしてる」という批判には「こいつピントはずしているな」と思って無視することになります。
ミニチュア模型をやっているときに実際の車や船と比べられるようなものですから。
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