後方辷りについての補足
公開日:
:
画像診断
椎体辷り症についておさらい
- 辷り症には 前方辷り と 後方辷り がある
- 前方辷りには 変性辷り と 分離辷り とがある
- 後方辷りには 変性や分離はない
後方辷り症(補足)

椎間関節の構造を見てください。
椎間関節は前方辷りに対する抵抗にはなりますが、後方辷りへの抑止力はありません(ですから後方辷りの際に変性することはありません)。
L1、L2、L3 が腰椎前弯のために後方(背側)に傾いている人が多いです。そのため結構後方に辷っている人を見かけます。

椎体の後方辷りは椎間関節の亜脱臼を伴います。
ただそれだけで、骨折もないし、関節の変形もありません。
後方辷りは神経根の圧迫、過伸展を伴わない限り、ほとんど症状はありません。
ですから前方辷りほど重要視しなくていいと思います。
私も本文中には触れていますが、重要でないという理由で最終診断の項目には書かないようにしています。
関連記事
###
関連記事
-
-
遠隔画像診断でのストレス
* 遠隔画像診断をやっているときのストレスですが、 所見をつけた症例の結果がわからない
-
-
遠隔画像診断のビジネスモデル(2)
遠隔画像診断のビジネスモデルの続きです。 * 遠隔画像診断の模式図を変更しました。 上
-
-
遠隔画像診断の起業 / 営業について(4)
遠隔画像診断の営業について、あまり語りたくありませんが、いくつかヒントを。 自己ブランドの確立
-
-
あこがれのマルチディスプレィ
AREA スパイダーH USBディスプレイアダプタ フルハイビジョン1080P出
-
-
イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム 利点(1)
* イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システムは Citrix Xen Server というサ
-
-
画像診断管理加算バブルの崩壊の影響(3)
前回はこちら⇒ 画像診断管理加算バブルの崩壊の影響(2) 地方の中核病院の場合 画像診断管理加
-
-
画像診断管理加算2の悲劇
以前聞いた話ですが、とある都市の公立病院で常勤の放射線科医を1人雇っていました。 病院はこれを
- PREV
- 椎体辷りについてのまとめ
- NEXT
- フリーランス女医は見た 医者の稼ぎ方 / 筒井冨美(3)






