*

いよいよトランプが習近平を退治する! / 宮崎正弘 & 石平

公開日: : 読書

いよいよトランプが習近平を退治する! (WAC BUNKO 253)
宮崎 正弘 石 平 ワック (2017-03-27) 売り上げランキング: 413,038
★★★☆☆ 2017年3月の本。 この本で一番おもしろいのはチャイナの真のボスは習キンペーではなく王岐山だというところ。 キンペーは上海閥とケンカし、共青団も敵に回し、自分のところの太子党の連中からも総スカン。 仲間は今は王岐山のみ。王岐山とそのスタッフが支えていると言ってよく、いわば王岐山の操り人形。 王岐山はもともと経済畑の人で親分肌で規律検査委員会を牛耳っているのです。 この規律検査委員会はいわゆる不正を処罰する組織ですが、現在はこれがチャイナ共産党の上に位置づけられており、共産党トップのキンペーの上に規律検査委員会トップの王岐山がいるという構図。 王岐山とキンペーの仲は最近ギクシャクしており、不安定要因の非常に重要なものの一つ(最大?)だと言います。 書名の割にトランプに関する記述が少ないですが、面白い本です。 続編として『いよいよ王岐山が習近平を退治する! 』が出るかもしれません。 ###]]>

関連記事

古代史の秘密を握る人たち / 関裕二

古代史の秘密を握る人たち―封印された「歴史の闇」に迫る (PHP文庫) 関 裕二

記事を読む

Momoka Japan 外国人が日本食を食べて感動が止まらない

★★★☆☆ Youtube でいつも観ている Momoka Japan がコミック化したと

記事を読む

今やるか一生やらないか―顧客満足の具体例47 / 中谷 彰宏

今やるか一生やらないか―顧客満足の具体例47 中谷 彰宏 ダイヤモン

記事を読む

米国混乱の隙に覇権を狙う中国は必ず滅ぼされる: 保護主義化する世界で高まる「中華帝国」への敵意と嫌悪 / 宮崎正弘

米国混乱の隙に覇権を狙う中国は必ず滅ぼされる: 保護主義化する世界で高まる「中華

記事を読む

相場の壁とレンジで稼ぐFX (ダウ理論を補強する複数時間軸とテクニカル指標の使い方) / 田向宏行(2)

★★★★☆(すばらしい) 以前も紹介した本ですが、昨日から再読を始めました。 「トレ

記事を読む

宗像教授伝奇考 (第2集) / 星野 之宣

宗像教授伝奇考 (第2集) (希望コミックス (283)) 星野 之宣 潮出

記事を読む

「グズ」の習慣が直る本 / 和田秀樹

「グズ」の習慣が直る本 (WIDE SHINSHO) 和田 秀樹 新

記事を読む

読むクスリ〈2〉 / 上前淳一郎

読むクスリ2 上前淳一郎 読むクスリ (Part2) 上前 淳一郎 文藝春秋

記事を読む

神南火(カンナビ) / 星野 之宣

神南火 (ビッグコミックススペシャル) 星野 之宣 by G-

記事を読む

百科事典の存在意義をみんな誤解していますよ

先ほど、読書猿Classic: between / beyond readers というブログの

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【FX】3本の RCI を使った自動売買プログラム (3)

「 3本の RCI を使った自動売買プログラム (2)」の続きです。

2024-11-18 愛車が不調に

一昨日ですが、愛車(BMW 318i)に乗ると警告画面が。

新・臆病者のための株入門 / 橘 玲

★★★★☆ 旧版も読んだのですが、新NISA 対応というだけ

モノラルアンプの価値

モノラルアンプというのはステレオアンプと違い、1つの入力を増幅して出力

喪中はがき

実母が 2024年7月25日に亡くなったので、喪中はがきを出そうと思っ

→もっと見る

  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑