「年100回配当」投資術 / マーク・リクテンフェルド(3)
公開日:
:
読書
以前の記事「「年100回配当」投資術 / マーク・リクテンフェルド(2)」の続きです。ついに読了しました。
*
この本のコンセプトは、増配傾向の高い高配当株を買ってそのままホールドし、配当金を再投資していけば、どんどん株数が増え、配当も増え、「株数×配当率」である毎年の配当がやがて最初の投資額を超えるというもの。
後ろの章ではオプション取引(カバードコール戦略)を使って利益率を上げていく方策も載っています。
*
残念ながら日本人が日本の金融機関を使っている限り、自分主体でのオプション取引は難しいので使えないのが寂しいところ(抜け道があるなら教えて欲しい)。
カバードコール戦略そのものを楽しみたければ、米国の ETF では XYLD、QYLD、RYLD があります。私も全部揃えています。
これから米国は不況になって株価が低迷あるいは不安定になってボラが高くなればこれらのカバードコール ETF が重宝されるかもしれません。
不況の前半は生活必需品、ヘルスケアなどを含めたバリュー株投資と高配当株投資とカバードコール ETF 投資を行って、不況の後半(いわゆる不況の株高)になればグロース株投資に徐々に切り替えるというのがいいでしょうか。
まさに「暴落はトモダチ」ですね。
###
関連記事
-
-
3万人のビジネスエリートから学んだ 超 ・スピード仕事塾 / 中島 孝志 (2)
3万人のビジネスエリートから学んだ 超 ・スピード仕事塾 (しごとハンドブック)
-
-
せめて25歳で知りたかった投資の授業/ 三田紀房&ファイナンシャルアカデミー
★★★☆☆ 『ドラゴン桜』、『アルキメデスの大戦』などの作者である三田紀房さんは、投資マン
-
-
本を買って最大 10%ポイント還元
honto でやっているホントの話。 honto (旧 BK1) は日本の本、雑誌、CD、
-
-
ハートフルライフ (2) / わたせ せいぞう
ハートフルライフ (2) (扶桑社文庫) わたせ せいぞう 扶桑社
-
-
指揮者の名盤 / 本間 ひろむ
指揮者の名盤 指揮者の名盤 50人のマエストロを聴く (平凡社新書) 本間 ひ
-
-
起業家列伝 / 邦光 史郎
起業家列伝 (徳間文庫) 邦光 史郎 徳間書店 1995-04 売り上
-
-
私の財産告白 / 本多 静六
私の財産告白 本多 静六 実業之日本社 2005-07-10 売り上げラン
-
-
爆笑問題の日本原論2
爆笑問題の日本原論2 爆笑問題の日本原論〈2〉 (幻冬舎文庫) 爆笑問題
-
-
万年筆 (平凡社カラー新書) / 梅田晴夫(2)
★★★☆☆ 以前の記事「万年筆 (平凡社カラー新書) / 梅田晴夫」の続きです。 著
-
-
トランプノミクス / 宮崎正弘
トランプノミクス 日本再生、米国・ロシア復活、中国・EU沈没 posted w