「年100回配当」投資術 / マーク・リクテンフェルド(3)
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読書
以前の記事「「年100回配当」投資術 / マーク・リクテンフェルド(2)」の続きです。ついに読了しました。
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この本のコンセプトは、増配傾向の高い高配当株を買ってそのままホールドし、配当金を再投資していけば、どんどん株数が増え、配当も増え、「株数×配当率」である毎年の配当がやがて最初の投資額を超えるというもの。
後ろの章ではオプション取引(カバードコール戦略)を使って利益率を上げていく方策も載っています。
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残念ながら日本人が日本の金融機関を使っている限り、自分主体でのオプション取引は難しいので使えないのが寂しいところ(抜け道があるなら教えて欲しい)。
カバードコール戦略そのものを楽しみたければ、米国の ETF では XYLD、QYLD、RYLD があります。私も全部揃えています。
これから米国は不況になって株価が低迷あるいは不安定になってボラが高くなればこれらのカバードコール ETF が重宝されるかもしれません。
不況の前半は生活必需品、ヘルスケアなどを含めたバリュー株投資と高配当株投資とカバードコール ETF 投資を行って、不況の後半(いわゆる不況の株高)になればグロース株投資に徐々に切り替えるというのがいいでしょうか。
まさに「暴落はトモダチ」ですね。
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