読むクスリ〈27〉 / 上前 淳一郎
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読むクスリ〈27〉―人間関係のストレス解消に (文春文庫) 上前 淳一郎 文藝春秋 2000-06 |
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読むとクスリと笑う小話集の第27弾。
今回は次のような話が載っています。
- サウジアラビアでは曇っている日が「さわやかなすがすがしい日」。雨が降ると傘をさすのがもったいなくて嬉々として濡れる。あこがれは緑色なので緑色の服を着ていくと好かれる。
- 明治時代の日本人は強健で、東京から日光まで人力車で 14時間半で着いた(馬車なら6回馬を替えなくてはいけない)。有名なベルツ先生が興味を持ち、車夫に肉を食わせて試したところ、「こんなんじゃ力が出ないので元の粗食にもどしてくれ」と言われた。
- 赤い色素のアントシアニンに補助色素とアルミニウムが加わると青くなる。酸性土壌はアルミニウムが溶け出して根から吸収されるので、アジサイなどは青い花が咲く。
- 地震、雷、火事、オヤジ のオヤジとはオオヤマジのこと。オオヤマジとは大きな風のことで、つまり台風のこと。
- ジェンナーが種痘を発明して実験台に自分の息子を使ったというのがあるが、大嘘で、実際には近所の貧しい子供を使った。
3は推理小説で読みましたが、リトマス試験紙とは逆ですね。
「そば殻枕でぜんそくが起きる」というのも載っていましたが、これは私(そばアレルギー)は自分で体験ずみ。
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