インド人大富豪の教訓―大金をつかむ45のヒント / 高垣 尚平
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インド人大富豪の教訓―大金をつかむ45のヒント
高垣 尚平 泉書房 2007-02 売り上げランキング : 956132 by G-Tools |
★★★☆☆
8世紀に集大成されたインドの古典政策論「ニーティサーラ」を題材に、現在のインド人大富豪の考え方を分析した本。
以前にも一度読んでいたのですが、この前『インド人大富豪 成功の錬金術 / サチン・チョードリー 』を読んだのでもう一度読み直してみました。
サチンさんは貧しい身の上から大富豪の一歩手前に到達している段階の人物ですが、この本の登場人物は大富豪が多いです。
インド人は貧しい人も富豪も同様の考え方が根付いているなと再認識できました。
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数学頭脳の民族はやはり我々日本人とはだいぶ異なります。
通常の中国人ともやや異なります(客家とは相通ずるところがあるような気もしますが、やっぱり違う)。
物事を帰納的に分析して理詰めで判断できるのも特長の一つでしょうか。
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インドではスラムの街中で「赤ちゃんのレンタル」があるそうです。
物乞いをするときに、赤ちゃんがいるといないのとでは得られる金額が20-30%違ってくるからだそうです。
乞食の親は子供の手や足を切り落とす(お金を払って専門業者に頼んで切ってもらう)ことも多いとか。もちろんその方がたくさんの恵みをもらえるそうです。
ここで大切なのは、お金を得るためにお金を払って資本投入しているということ。
日本人なら「まず体を使って働いて・・・」と考えてお金を支払うことは考えませんが、インド人はいい儲け話があると元金を投入することをいとわないのです。
*
あとは従業員に対する考え方も非常にドライ。
「信用の置ける無能な人 と 信用の置けない有能な人 には最も気をつけろ」とも書いてあります。
信用の置けない無能な人には最初から近づかないのでしょうから、周囲は信用の置ける有能な人ばかりということになりますが、実情は難しいようです。
目次
第1章 インドの底力が世界の経済地図を変えた(不思議の国から驚きの国へ大きく舵をとったインド
いまの貧乏にも負けない「将来への自信と確信」 ほか)
第2章 金持ちになる人の素質とその見分け方(結果のよかった企画は方法も正しかったからだ
思いやりとビジネスの効用の狭間に見えるインド ほか)
第3章 ビジネスに勝つための戦略の進め方(「通貨を溶かして売る」発想が大金をもたらす
チャンスはいつでも誰にでも等しく訪れる ほか)
第4章 パートナーシップとネットワーク作り(会社は人の生きた組織であり箱の大小や形ではない
上に立つ者は部下の何を以って信頼するべきか ほか)
第5章 二十一世紀を創造する驚異のインド的数学脳(お金儲けの糸口—なぜ弁当配達業が発達したのか
お金儲けの糸口—暮らし回りに儲けの素材を見つける ほか)
*
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