焼き芋発電?
焼き芋発電?
6月12日の「たかじんのそこまで言って委員会」観ました?
たかじんが「東京モンには死んでも観せたらへん」と豪語しているので、東京界隈の人は残念ながら観てないでしょう。
新エネルギー特集をやってました。
その中で日本を救う画期的な対策として「イモチャンマン」が紹介されてました。
イモチャンマンは番組が勝手につけたキャラクターですが、近畿大学生物工学部の鈴木高広教授が行っている方法です。
要点は
1 いも類(ジャガイモ)は最初の数週間が最も成長速度が高い
- 食料にするのには何ヶ月も生育しないといけない
- 食料にせず、バイオエタノールの減量にしたり、燃料にするのであれば最初の 6週間で収穫するのが効率がよい
2 食料にはならないので、現在のイモ農家と競合しない
- できたイモはアサリくらいの大きさのゴツゴツしたもので食べても美味しくない
3 そのまま乾かして火力発電に使える
- 燃やしたら CO2 が出るが、もともと光合成で大気中から固定したものなので、大気中のCO2 は増えない
4 強い日差しが要らない
- もともとジャガイモは寒冷地に適した作物で弱い日差しで充分
- イモが勝手に日当たりのいい方に伸びていくのでアバウトに植えてかまわない
- 日陰でもできる(直射日光の 1/6 程度で充分)
- 日本の休耕田の 1/20程度の面積で栽培するだけで石油の輸入量をどんと落とせる
- 完成途中のビルのような壁のない高層建築を利用すれば狭い土地でも収穫可能
5 なにより特許が不要(誰でも、家庭でもできる)
- 放送ではペットボトルの上の方を切り落としたものに土を入れて植えていました
同じ太陽光を利用するテクノロジーであるが、太陽電池より安上がり。
でも大量の水が必要でしょう。
ということは日本は他の国より有利ですね。
その後の放送(6月25日の特番)でジャガイモのなかでは男爵が一番よさそうだということです。
クリーンでグリーンなエネルギー。
イモを焼いて豊かな生活が送れるのなら万々歳ですね。
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