「複合汚染国家」中国 (ワックBUNKO) / 黄 文雄
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読書
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★★★☆☆(中国好きなアナタにおすすめ)
台湾出身の 黄文雄さんの中国批判本で、緩みきった日本人にガツンと一発カツを入れる内容。
2004年に刊行された『華禍』を改題・改訂したもので、現在は 2013年に新版が出ています。
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『華禍』とは中国人自体がワザワイであるという意味で、著者が命名したそうです。
つまり、「複合汚染国家・中国」による脅威のことです。
「複合汚染国家」である理由は、環境破壊や政治・社会の腐敗、中国国外への人口流出による越境汚染、インフルエンザなどの病毒の放置、国境侵犯などだと書いてあります。
著者は台湾出身なので中国批判一点張りです。
主張+例示、主張+根拠・・・という形で、次から次へと中国の脅威が述べられていきます。
たとえば、外国人犯罪者の半数以上が中国人というのはご存じでしょうが、それは日本に限った話でなく、多くの国でそうらしいです。
最初から最後までこんな形で、読んでいるとだんだん心が沈んできます。^^
最近の若い中国人はインターネットのせいで、割合常識的な人も多いですけどね。
まあしかし日本人としては次のような常識はふまえておかないといけません。
- 建国70年にもならないのに 17回以上も他国と武力衝突しており、3-4年に一度は戦争をしていることになりますが、それも中華思想が根源。
- 「すべてが嘘、本物はペテン師だけ」というのが中国の社会。
- 中国人ほどホンネとタテマエを使い分ける民族はいない。
- 李鵬 元首相はオーストラリアの首相に「日本は20年後には世界から消える(核ミサイルで)」と言った。
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