紅葉見物 西明寺
公開日:
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最終更新日:2016/11/15
日記
昨日、カミサンと東近江市にある 永源寺 に紅葉見物に行ってきましたが、その後は 12kmほど北にある 西明寺に行きました。
西明寺HP> http://www.saimyouji.com/
西明寺は湖東三山の一つで、残りの百済寺、金剛輪寺は昨年行きました。昨年はここだけ時間がなくて回れなかったのです。
834年の平安時代初期に慈勝上人が創建。
坂を上がると山門があるのですが、私は左手の池から苔庭を通るコースを上がって本堂に行きました。
上がると国宝の本堂と三重塔(写真)があり、背景の山には紅葉がちらほら。
本尊は薬師如来ですが、月光、日光菩薩を備えた薬師三尊の形式。
残念ながら薬師さまは開帳されておらず、お隠れのままでした。
月光菩薩と日光菩薩の周りにはなんと四天王と十二神将が勢ぞろい。
思わず「ここは宝塚かっ!」と言いそうになりました。
ちょうどガイドのおにいちゃんがいたので、「持国天はどこ?」と訊いたら多聞天の背後におられました。
「この本堂は(寺じたいも)西を向いているので奥が東(持国天)なんです」、と教えてくれました。
なるほど、左の手前に多聞天(北方守護)、左の奥に持国天(東)、右の手前に広目天(西)、右の奥に増長天(南)が配置されています。
西明寺という寺号も西方を明るく照らすという意味で、西向きがこの寺のテーマになっているのですね。気づく人はいるのかな。
もう一つ気になったのが多聞天のわきに毘沙門天があったことで、「なんで多聞天と毘沙門天(多聞天の別名)がいっしょにいるのか」と訊いたら、毘沙門天は焼失した東門にあったものを避難させて本堂内に置いているのだと。そう言われてよく見れば広目天も大小2体ありました。
つまり、毘沙門天と大きな方の広目天は焼けたほうの山門の両脇にあったもの。
来るときに通らなかった現存する山門(仁王門でなく二天門)を帰りに通りましたが、持国天と増長天が左右に仁王像のように立っていました。
つまり、薬師三尊と十二神将と大小2組の四天王があるという、超豪華そろい踏みのとってもありがたい寺なんです。
HP によると釈迦如来、阿弥陀三尊、弁財天、不動明王なども寺内にいらっしゃるとか。
仏像好きの人には是非一度来てもらわないといけませんね。
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