信長のすごいところ
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最終更新日:2018/05/06
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織田信長のすごいところはいろいろありますが、極め付きなのは「武士の一所懸命」という大原則をなくそうとしたことです。
それまで武士は「一所懸命」の一所すなわち土地に縛られてきました。先祖が荘園領主などから奪った先祖伝来の土地のことですね。
信長はこの領地(所領)の争いをなくさないと戦乱が未来永劫続くと思ったのです。今でも国境紛争や領土争いが起きるのは国の基本も「一所懸命」だからですね。
信長は石高で自分の領地を評価しなおし、配下の武士に対して何度か信賞必罰をもちいて領地替えを行いました。
つまり土地を仮想化した。
土地の最も重要なプロパティである存在地(場所、番地)を無効化して、石高だけを評価基準にしたわけです。
これで隣同士の諍いや骨肉の争いが解消できるようになったわけです。
信長は中途半端で終わったので、それをマネた秀吉が始めたように今は誤解されていますが(太閤検地など)。
江戸幕府もこれを継承して、土地の所有権を各藩の大名には与えず知行地の徴税権しか与えなかった(実際の所有権は農民、庄屋、家主などが持っていた)ので、廃藩置県のときに大名たちはあっさりと権利(所有権でなく経営権)を放棄したわけですね。土地の所有権が絡むともっとモメたでしょうが、どこの藩も赤字がかさみ、経営的には債務超過状態。大名自身が権利を放棄したほうが得だと判断したのです。もっとも彼らはそのまま県令になれるという期待があったわけですが。
それにしても TVアニメ「信長の忍び」はおもしろいのかおもしろくないのかよくわかりません。「ねこねこ日本史」よりはおもしろいですけど。

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